約半世紀ぶりの「大阪万博」の実現を目指し、誘致を進めてきた大阪。万博誘致に期待してきた人たちが、開催地決定に歓喜した。

 関西の政財界幹部らは23日深夜、大阪・中之島のホテルに集合。大型スクリーンにBIE総会の映像が映し出され、国会議員や地方議員、財界幹部、大阪府、大阪市の職員ら約300人が見入った。大阪府の新井純副知事は「大阪が世界に認められたことが非常にうれしい」と喜んだ。

 大阪・道頓堀には、23日深夜から地元の商店街関係者らが集まった。ビルの壁の大型ビジョンには、BIE総会の様子が映し出された。開催地に決まると、くす玉が割られ、「オオサカ! オオサカ!」とコールがわき起こった。

 道頓堀には「万博おばあちゃん」と呼ばれる愛知県瀬戸市の山田外美代(とみよ)さん(69)もいて、「やったー」と何度も叫んだ。世界各地の万博に足を運んできた。1970年の大阪万博では会場に4回通った。「25年万博は、会場に毎日通います。せっかく決まったので、賛成の人も反対の人も一つになって開催の日を迎えてほしい」と興奮した様子で話した。(坂本純也、富岡万葉)