新型肺炎、感染源はどこ? 中国の専門家、分析さまざま
杉浦奈実、後藤一也
2020年1月28日17時00分
中国・武漢市で見つかった新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている。コロナウイルスは2002年~03年に中国で流行した重症急性呼吸器症候群(SARS(サーズ))の病原体でもあり、野生動物が感染源だったと考えられている。今回は、どこから現れたのか。
新型肺炎の初期の患者の多くは中国湖北省武漢市の海鮮市場に出入りしていた。市場では食用の家畜や野生動物が取引されており、動物の体液やふんに含まれるコロナウイルスを吸い込んで感染したと考えられている。
中国の専門家はテレビ局のインタビューに対し、ウイルスの発生源について「タケネズミやアナグマの可能性がある」と述べた。こうした動物は生きたまま売られることがある。
タケネズミは中国や東南アジアにすむ、体長20~50センチのネズミの仲間。見た目は大きなモルモットのようで、竹などの植物を食べる。中国では養殖される。日本に野生のものはいない。アナグマはイタチの仲間で、体長は50~70センチ。日本にもおり、食べる地域もあるが、中国のものとは種が異なる。
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