元俳優・アイドルで現在作家として活躍する大木亜希子さんは今年1月、突然「SNS断食」を宣言した。毎日のようにツイッターやインスタグラムを更新し、どっぷりSNSの世界につかっていた大木さん。4週間の「断食」で、何が見えてきたのだろうか。

 「SNS断食」とはその名の通り、SNSから遮断された環境に身を置く試みです。ツイッターやインスタグラム上でつながっていた知人や仕事関係者、あるいは一方的にあこがれていた文化人や著名人の方々との結びつきをいったん全てリセットしたのです。

 例えばツイッターでは、私がフォローして相手もフォローしてくれると「相互フォロー」になります。日々の書き込みや発信をお互いにリアルタイムでキャッチでき、直接の連絡も可能になる。実際に会ったことがなくても、そこには一定の関係性が生まれます。数百に及ぶ人たちとのつながりを解除していくのは想像以上につらく、断腸の思いがする作業でした。

 なぜそうまでしてSNSから離脱したのか。一つには、SNSにあふれる大量の情報に日々触れて感情を反応させているうちに疲れがたまっていたためです。