新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光需要を活発にしようと、企業経営者やアーティストら埼玉県川越市内の各界で活躍する女性たちが着物姿となり、観光名所などで踊ってPRするリレーダンスの動画をつくった。「キュンってしに来て! 川越」(3分25秒)で、9月29日からユーチューブで配信している。

 昨年11月に会社役員の荒井由佳さんらが、市内で起業、活動する女性たちをつなげようと結成した「川越女子オシゴトの縁結び」が制作した。コロナ禍で会合ができずにオンラインミーティングを重ねるうち、集まらないで川越のためにできる企画として浮上した。

 動画のタイトルは、会の創設者の一人で司会業兼シンガー・ソングライターのヴェソラウスキー阿里耶(ありや)さんがつくった楽曲名。会員73人のうち出演する23人が受け持ち部分を決め、それぞれが趣向を凝らして撮影した動画を送信。リレー式につないで踊っているように編んだ。

 編集作業やレンタル着物、ヘアメイクなどは、それらを職業とする会員が協力した。スポーツ施設運営者が走り幅跳びをしたり、ダンス講師がラテンダンスを披露したりと、着物姿とのアンバランスさがコミカルな動画に仕上がっている。荒井さんは「見た人が、映っている場所へ行ってみたいなと思ってくれたら。これからも話題づくりを工夫したい」と話している。(西堀岳路)