神奈川県は12日未明、新型コロナウイルスの軽症・無症状者向けに県が設けた宿泊療養施設に入っていた、県内在住の50代の男性患者1人が死亡したと発表した。県の宿泊療養施設の入所者が亡くなったのは初めて。

 県によると、入所者は11日午前10時ごろの健康観察で頭痛や腰痛、倦怠(けんたい)感を訴え、体温は37.8度だった。LINEを使った午後3時の健康状態の報告がなかったことから、施設の看護師が同4時ごろから7時半ごろの間、計6回電話をかけたが、つながらなかった。

 同8時ごろ、室内で入所者が心肺停止状態となっているのを看護師が発見した。医療機関に緊急搬送されたが、午後9時ごろ死亡が確認された。

 この入所者は8日に感染が確認され、9日から同施設に入所していた。14日まで滞在する予定だったという。