在留資格のない外国人を収容する名古屋出入国在留管理局で6日、スリランカ人の女性(33)が死亡した。遺品となった手紙には「ほんとう に いま たべたい です」と書き残されていた。

 面会していた支援団体STARTによると、女性は精神的ストレスや体調不良もあり食事も歩行もできないほど衰弱し、嘔吐(おうと)するため面会中もバケツを持っていたという。昨年12月に仮放免を求めた申請理由書の写しにはローマ字で「病院に行って点滴を打ちたいですが、入管は連れて行ってくれません」とある。

 上川陽子法相は9日の会見で「庁内の診療室や外部の病院を受診していたとのことだが、死因を含め事実関係を調査中」と答えた。入管施設では毎年のように死亡者が出ている。真相究明が待たれる。(鬼室黎)