大豆使った「代替卵」のスクランブルエッグ キユーピー
2021年6月10日13時30分
キユーピーは10日、アレルギーで卵を食べられない人や菜食主義の人などにスクランブルエッグの代替品として提供できる、大豆が原料の「ほぼたま」を30日に業務用として発売すると発表した。ファストフード店やホテルの需要を見込み、一般向けの販売は今後検討していくという。キユーピーによると、国内メーカーが植物由来の「代替卵」を商品化したのは初めて。
豆乳加工品を使い、半熟のスクランブルエッグのような見た目と、トロッとした食感に仕上げた。オープン価格だが、通常のスクランブルエッグ商品の約3倍になるという。
環境や健康への配慮で、動物性食品を避ける人も増え、植物由来の「代替肉」市場が拡大している。キユーピーは、卵の加工技術を生かした「代替卵」で市場参入を図る。
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