東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの大会ボランティア約7万人のうち、約5万人について新型コロナワクチン接種のめどが立っていないことが10日分かった。丸川珠代五輪相はボランティア全員を対象にワクチン接種を検討していると明らかにしていたが、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は10日、「全員(の接種)はおそらく難しい」と述べた。

 政府関係者によると、選手の近くで活動するボランティア約9千人には国際オリンピック委員会(IOC)から無償提供されたワクチンを活用する方針。このほか、医療従事者や65歳以上の高齢者約7500人、職域接種が想定できる約4600人については見通しがついている。しかし、残る約5万人は今後の検討が必要という。

 大会ボランティアは約8万人が活動予定だったが、約1万人が辞退している。