東京オリンピック(五輪)のトライアスロン競技が開かれている東京・お台場海浜公園では大会前、海水の「トイレ臭」が心配されてきた。競技が始まり、実際どうなっているのか。

 夏空が広がった26日午前6時半分すぎ、男子トライアスロンが始まった。水温は29.9度と気温より3度高い深緑色の海に、選手51人が勢いよく飛び込んだ。

■初日は晴れ、臭いは……

 日本代表の小田倉真選手は試合後、「(臭いは)全くなかった」と振り返った。「海外で『それなり(の臭い)』のコースを経験しているので、全然泳ぎやすかった」と話す。

 ハンガリーのタマス・トス選手も「オープンウォーター(海)はプールじゃないのでどこでも臭いはある。気にならなかった」と語った。

 会場となったお台場の海は以前から「トイレ臭」が指摘されていた。2019年8月、同じ会場で行われたオープンウォータースイミングのテスト大会で、参加選手が「トイレのような臭さ」と表現した。トライアスロンでも当時、大腸菌類の数値が基準値を超え、1.5キロのスイムが中止となった。