福島県会津若松市の猪苗代湖で昨年9月、男児ら3人がモーターボートに巻き込まれ死傷した事故で、利用者向け地図にボートの徐行区域が実際より大幅に広く記されていたことが分かった。誤りは事故後に訂正された。男児の父親は誤表記で現場一帯を安全な区域と誤信したと訴えている。

 県警によると、昨年9月6日午前11時ごろ、湖面に浮いていた千葉県野田市の小学3年生の豊田瑛大さん(当時8)や母親ら4人にモーターボートが突っ込んだ。瑛大さんが死亡し、母親は両足を切断する重傷、知人家族の男児も負傷した。

 県警は業務上過失致死傷の疑いで捜査。現場を航行していた複数のボートを調べたが、接触跡などが見つからず特定できていない。