【神奈川】「たまには、休んで!」「ゆっくりいこ~」。マスコットキャラクターがこんな風に呼びかけるLINEスタンプを、横浜市青葉区の市立山内小学校の子どもたちが作った。いじめ防止につなげようと保護者らが企画し、子どもたちに「あったか言葉」と絵を募集。全校から178人が参加して制作したという。

 発案したのは、娘が山内小に通うイラストレーターのdokukinokoさん(ペンネーム)。自身も小中学校時代にいじめに苦しんだ経験があり、いじめを防ぐためになにができるのか考えた。やさしいことばを掛け合うことがいじめ防止にもつながると考え、子どもたちに言葉とイラストを募ることにした。

 スタンプのタイトルは「みんなのあったかことば」。学年ごとにセットになっており、全部で200種類ある。山内小のマスコットキャラクター「ケヤリーフ」をそれぞれが描き、「しゅくだいがんばってね」(1年生)▽「あったかハートな学校にしよう」(2年生)▽「みんなちがってみんないい 明日も元気にいこう」(4年生)▽「それはかなしいね ぴえん」(6年生)――などと思い思いのことばが添えられている。

 「イラストにつける言葉は『いじめはやめよう』などのスローガンではなく、友達との会話に使えるあたたかい言葉にしたかった」とdokukinokoさん。そのねらいについて「スタンプを通じて子どもに考えるきっかけを作ってもらい、コミュニケーションは本来あたたかいものだと認識してもらいたい」と話した。

 スタンプは学年ごとに計6セットあり、1セット120円(税込み)。LINEのスタンプショップで購入できる。売り上げは寄付する予定で、寄付先は子どもたちが今後考えるという。(足立優心)