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リノベーション・スタイル
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<107>そしてタイルは「SUBWAY CERAMICS」

<107>そしてタイルは「SUBWAY CERAMICS」

[Kさん邸]
Kさん夫婦(夫47歳・妻36歳)
東京都目黒区 築44年/96m²/総工費 1770万円

Kさん夫婦はブルースタジオでリノベーションをするのが2軒目。1軒目は連載55回でご紹介した部屋「DIP」でした。こちらにはしばらく住んでいらっしゃったのですが、「そろそろもう少し広い部屋に」ということで、1軒目のお部屋を賃貸に出し、その賃料をローンにあてての住み替えとなりました。

2回目なのでKさんも慣れたもの。「新しい家で使いたい」とアンティークのドアや照明器具などをあらかじめ用意されていました。力を抜くところは抜く、こだわるところはこだわる、というスタンスです。

今回要望があったのは3つ。広いLDKが欲しいということと、ゲスト用と家族用のトイレが二つ欲しいということ。そして、キッチンの床はモルタルにしたいということでした。大きなコンセプトからつめるというよりは、小さなデザインから広げていく感じです。

そこで、まずは広いLDKを確保し、26畳ほどの空間を作りました。いくつかプランはあったのですが、最終的には広く見える正方形に。そして、部屋のほぼ中心、窓のサッシがあるあたりで、床をモルタルとフローリングにわけました。モルタル側がキッチンダイニングでフローリング側がリビングです。

キッチンはかなり広くなりました。壁側とアイランド側を合わせて6メートルほどあります。意外と難しかったのは水回りの配管。テクニカルな話になりますが、キッチンの配管は壁の中を通しているんですよ。

アンティークのドアはLDKの入り口に設置しました。ドアをあけると洗面所や寝室があります。洗面所のタイルは最近人気の「SUBWAY CERAMICS」のもの。19世紀から続くアメリカの老舗で、とてもおしゃれ。平米5万円くらいと高いのですが、今回は洗面所、トイレ、お風呂、キッチンなどあちこちで贅沢に使いました。

バスルームと洗面所、寝室は一体感のある作りでホテルのようです。玄関から入ると、もう一つ別の家があるような感じがします。隣にゲスト用の和室があるのですが、こちらも独立した一部屋という趣きです。

全体としては、同系色でまとめられていて大人っぽい雰囲気に。1軒目とはまったく方向性が違いますが、それぞれすてきです。こんな風に人生のステージにあわせて住まいも変えていけるといいですね。

(構成・宇佐美里圭)

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