“アスレジャーコーデ”の時に採用したい1足、アディダス「ソーラーブースト」
人生100年時代とも言われる昨今、健康への関心は低くありません。“楽して健康”よりも“楽しく健康”に。そう考える皆さんに、“運動のある過ごし方”をご提案。今回は、楽しく運動するために必要不可欠なスポーツギアについて。
スポーツのためのギアのデザインは、一昔前と比較すると、かなりスタイリッシュになったこともあり、スポーツシューズやスポーツアパレルは、より身近な存在となりました。そして、これらデザイン性に優れたスポーツギアは、スポーツシーンとライフスタイルをシームレスにつなぐことになり、「スポーツを始めたい!」という動機のひとつになっています。前回に続き、スポーツインストラクター&モデルの吉田麻衣子さんがオススメのスポーツシューズを紹介。ランニングだけでなく、時間を見つけてジム通いやキックボクシングもこなす吉田さんのお気に入りのシューズは、アディダスの「ソーラーブースト」。

吉田麻衣子さん
“初マラソン挑戦者の新定番!”をコンセプトに開発されたランニングシューズのニューモデル。このシューズの最も大きな特徴は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の技術からインスピレーションを得たことから開発された、テーラードファイバープレースメントと名付けられたフィッティングテクノロジーです。かかとから中足部にかけて採用されたこの機能により、ランナーはこれまでにない軽量性、サポート性、そして快適性を得ることができるといいます。

ミッドソール部分はブーストフォームという衝撃吸収性と反発性を兼ね備えた素材を使用し、アッパーの中足部からかかと部分にかけてはテーラードファイバープレースメントというフィッティングテクノロジーを採用。軽量性、サポート性、快適性をランナーに提供
この「ソーラーブースト」を履いて、吉田麻衣子さんが真っ先に感じたのは、やはりテーラードファイバープレースメントによる、その高いフィット感でした。「このランニングシューズは、特にかかとから中足部のフィット感が素晴らしいですね。シューズと足が一体化するような感覚で、シューレースを締めた瞬間に、そのフィッティングの良さがわかります。これまでに履いてきたランニングシューズと比べてフィット性が高いから、自分の脚力を無駄なくシューズ、そして路面に伝えることができるので、本当に走りやすくてビックリしました」とコメント。

アッパー前足部は伸縮性に優れた素材に合成樹脂のサポートパーツを配することでフィット感を高めています
足を包む部分であるアッパーと地面に接するアウトソールの中間にあるミッドソール部分に用いられたブーストフォームというアディダスを代表するクッショニングテクノロジーに関しても、「立っている状態ではフワフワした感触ですが、実際に走り始めると、全く異なった感覚になります。着地した時の衝撃をしっかりと吸収しつつ、その力を効率よく反発させていることを足裏でしっかりと感じることができますね」と語ってくれたように、足を包むアッパー部分だけでなく、ランニング時には体重の3倍の衝撃がかかるといわれる着地のインパクトからランナーを守ってくれる構造になっています。

アウトソールは自動車用タイヤでも有名なドイツのコンチネンタル社製のラバーコンパウンドを使用することで、高いグリップ性と耐久性を確保
そしてアディダス「ソーラーブースト」は、機能性が高いだけでなく、デザインもスタイリッシュな仕上がり。「『ソーラーブースト』はブルー系のカラーリングも用意されていますが、個人的にはグレーを基調としたこのカラーコンビネーションのほうを気に入りました。アメリカでは大きめのスウェットシャツをトップスに、タイツをボトムスに合わせるようなスポーティーな着こなしをアスレジャースタイルと呼び、街中でのコーディネートとしてすっかり市民権を得ていますが、日本でもそんな着こなしにトライする人は増えています。このシューズは、そんなコーディネートにもマッチする1足だと思いますよ」とのこと。

吉田麻衣子さん
ちなみにアメリカのスポーツファッションシーンでは、アスレジャースタイルというキーワードと同様に、24/7という言葉もポピュラーになりつつあります。これは24時間、7日間を意味しており、スポーツでもカジュアルシーンでも対応するスポーツアパレルやスポーツシューズのことを指していますが、アディダスの「ソーラーブースト」もランニングのときだけでなく、普段のライフスタイルでも活躍してくれるはずです。