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まずは気軽に体験しよう キャンピングカーをレンタルする方法

欧米のレンタル会社が日本でビジネスを始めたことで、海外でのキャンピングカーレンタルもぐっと身近に。海外旅行の新しいスタイルになりそうだ(写真提供:El Monte RV)


欧米のレンタル会社が日本でビジネスを始めたことで、海外でのキャンピングカーレンタルもぐっと身近に。海外旅行の新しいスタイルになりそうだ(写真提供:El Monte RV)

インバウンド需要を見込んで、欧米の大手レンタル会社が日本でビジネスを開始するなど、この数年で国内でのレンタルキャンピングカーのサービスは増えているようです。

ところが、キャンピングカーをレンタルできることはまだ意外と知られていない様子。キャンピングカーショーに来場されるような、そもそも興味をもっておられる方でも「え? レンタルキャンピングカーなんてあるんですか」とおっしゃるほどです。そこで今回は、レンタルのキャンピングカーについてご紹介しましょう。

キャンピングカーは専門レンタル店で!

レンタカーといえば、大手のレンタカー会社をイメージする方が多いでしょう。軽自動車からトラックまで、あらゆる車種をそろえている会社が多いのですが、既存のレンタカー会社では、キャンピングカーはほぼ扱いがありません。キャンピングカーレンタルの専門店か、あるいはビルダーがレンタルを行っています。この点が、レンタルキャンピングカーがあまり知られていない一因かもしれません。

ではなぜ、こんなに人気なのに一般のレンタカー会社がキャンピングカーを扱わないのか。もちろん、それには理由があります。

言わずと知れたことですが、キャンピングカーは普通の車とは違います。一見、普通のバンやワンボックスに見えるバンコンタイプでさえ、車内には住居設備が架装されています。つまり、車でありながら、ベッドやテーブル、給水設備(流し、ポンプ、上水タンク、下水タンク)や冷暖房、また、生活用のサブバッテリーなどが搭載されているのです。

これらの装備もレンタル品の一部ですから、当然、レンタカー会社はメンテナンスをしなくてはなりません。また、借りる人に使い方や注意点を説明せねばなりません。一般的な車のメンテナンスには慣れていても、壊れた住居設備のメンテナンスまでできる会社はそうはありませんから、結果的に一般のレンタカー会社での扱いは難しくなるわけです。

この事情は欧米でも同じで、やはりキャンピングカーは専門のレンタカー会社から借りることになっています。

「まずはレンタルで試して」「年数回ならレンタルで」そんなニーズに応えるのがレンタルキャンピングカーだ。キャンピングカーショーの出展でも来場者の注目を集めていた


「まずはレンタルで試して」「年数回ならレンタルで」そんなニーズに応えるのがレンタルキャンピングカーだ。キャンピングカーショーの出展でも来場者の注目を集めていた

日本のレンタルキャンピングカーも多彩になってきた!

さて、では日本の事情はどうでしょうか? レンタルキャンピングカー専用の会社は、ここ数年でどんどん増え続けています。かつてはごく小規模な会社も多く、扱う車両タイプも限られていたのですが、ここへきて数が増えた(=ライバルが増えた)こともあり、ラインナップも多彩になってきたようです。軽キャンピングカーから輸入大型車まであり、中には台数を確保するために「レンタル専用車種」を開発した会社もあります。

ちなみにこのレンタル専用車種には、いくつか優れた点があります。まず、一定の規格に従って製造されているので、マニュアルもひとつで済みます。いろんな車種をメンテナンスしなくてよいので、管理する側は低コストで済みます。

また、自社オリジナルの専用車種を設けるということは、他社との差別化にもつながります。例えば、ペット同伴OKの車種をオリジナルで作って貸し出している会社もあります。掃除がしやすく、においや汚れがつきにくい部材を使用しているのです。

レンタルのメリットとデメリット

いずれにせよ、「興味はあるけどいきなり買うのはちょっと……」という人や「実際の運転感覚や使用感を味わってみたい」というニーズにぴったりなのがレンタルキャンピングカーです。中にはいろんなタイプを借りて比べてみて、自分に合ったレイアウトや装備を見極めている、という人もいます。

「遠方まで運転は辛いけど、身軽に旅をしたい」という人なら、一般の旅行とキャンピングカーのいいとこどりも可能でしょう。新幹線や飛行機で目的地周辺まで行き、到着地でキャンピングカーをレンタルすれば、ロングドライブやフェリー乗船などせずとも遠方へ足を延ばすことも可能です。

もちろんレンタルにはデメリットもあります。キャンピングカー旅の大きなアドバンテージである「予約なしでいつでも出かけられる」という訳にはいかないことです。キャンピングカーのレンタルには予約が必要だからです。週末や夏休みなど、人気の集中する日程や人気の車種は予約合戦にもなります。レンタル会社の営業時間も、一般の乗用車に比べて限られている場合も多いです。

また、全てのレンタルキャンピングカーはペットOKではないこともデメリットといえるでしょう。乗車はOKでも、車内ではケージに収容しなければならないなど制約がある場合がほとんどです。車内でペットを自由にさせたい場合は、OKのクルマを貸してくれる会社を探す必要があります。

ペット連れに特化したレンタルキャンピングカーも登場。毛や匂いが付きにくい内装材を使用するなどの独自の工夫が(写真提供:Pet-RV)


ペット連れに特化したレンタルキャンピングカーも登場。毛や匂いが付きにくい内装材を使用するなどの独自の工夫が(写真提供:Pet-RV)

選ぶポイントは「トイレ」!

小さいお子さん連れの方で、レンタルでキャンピングカーを利用してみたい、とおっしゃる方は、チェックポイントはトイレかもしれません。

特に国産のキャンピングカーの場合、すべての車両にトイレがついているわけではありません。日本のトイレ事情を考えたら、SAやPA、道の駅、場合によってはスーパーやコンビニで拝借することだって可能なので、キャンピングカーにトイレは不要、と考えることも合理的です。

しかし、小さなお子さんやシニア層の方にとっては、車の中にいつでも気兼ねなく使えるトイレがあることが大変にありがたい、というケースは少なくありません。
自分のキャンピングカーならば自分のトイレですから問題ありませんが、レンタルの場合はどうでしょう?

残念ながら、日本でトイレ付のレンタルキャンピングカーは少数派です。また、使った場合は処理費がかかる場合がほとんどです。トイレの処理は衛生面から言っても大切な作業です。どのレンタカーでも同じですが、車体全体の整備に加えて、使用後のトイレのメンテナンスは大切ですから、やむを得ない費用と言えるでしょう。

いかがでしたか? レンタルキャンピングカーは初心者の方だけのものとは限りません。中には友人家族と遊びに行くのに、自分がすでに所有している車より、大きな車を借りるという人もいます。また、上級者の方は、海外でレンタルしてみるのもいいでしょう。日本でビジネス展開をしている欧米のレンタル会社では、日本から海外でのレンタルの受付けもしています。

レンタルはキャンピングカー旅へのハードルを低くしてくれる、よいサービスです。キャンピングカーってどんなものかな?と思った方、まずはレンタルがおすすめです!

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