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<50>未来の自分のために、「つみたてNISA」を始めませんか?〜前編〜

こんにちは。
金融ワカラナイ女子のためのコミュニティー「きんゆう女子。」を運営している鈴木万梨子です。

私は毎年この時期に風邪を引いてしまうのですが、みなさんは大丈夫でしょうか? インフルエンザなどが流行っている時期なので気をつけてくださいね。

さて、今回は資産づくりを考えている読者から「やっぱりワカラナイ……」という意見をよく耳にする、「つみたてNISA(ニーサ)」をテーマにしたいと思います。

<50>未来の自分のために、「つみたてNISA」を始めませんか?〜前編〜

「つみたてNISA」がワカラナイ……苦手意識を克服するために

2018年から始まった「つみたてNISA」制度は、国が若い世代の資産づくりを応援するもので、私たちのコミュニティー「きんゆう女子。」でも何回も取り上げて学んでいます。
何度やってやっぱり難しいよね、わからないよね、と前に進めない方もいます。そういう私も、手続きの途中で止まってまだ始められていません……。
先日の女子会で勉強した話も交えながら、改めて疑問を一つひとつクリアにしていきたいと思います。

まずはメンバーから寄せられたつみたてNISAに関するお悩みを紹介します。

Aさん:「信託報酬」とか「目論見書」とか、単語が難しい。
Bさん:投資だから常にチェックしないと損しそう。
Cさん:名前だけはわかるけど、商品とか制度とか、なんのことなのか目に見えないからワカラナイ。
Dさん:つみたてNISAの制度を簡単に知りたい。どんなプラスがあるの?
Eさん:「iDeCo(イデコ)」の制度など、他の投資との違いは何?

<50>未来の自分のために、「つみたてNISA」を始めませんか?〜前編〜

<50>未来の自分のために、「つみたてNISA」を始めませんか?〜前編〜

 

私も正直、「つみたてNISA」制度の細かいところまでは覚えきれていません。
さらにNISAは、今後制度がアップデートされるようで、ワカラナイことだらけです。

しかし、そもそも制度や商品の説明というのは、「抜け漏れ」がないようにきっちりと書いてあるだけだと思うんです。万が一の時にもめたり、買った人が不利益になったりするのを防ぐ意味もあります。
だから、まずは単語に慣れること。そして「ここワカラナイから教えて!」などと気軽に問い合わせること。そういうお付き合いが金融機関や行政とできるといいと思います。

未来をシミュレーションしてみよう

「つみたてNISA」の実際の手続きとつまずくポイント、うまく始めるコツはだいたい共通しています。
必ず利益が出るというわけではないけれど、「こういう風に制度を活用してね」という大枠の方針があるはずです。あとはその方針から、少しだけ自分らしさを加えるだけ。

それでは、どんな流れで資産づくりをしていけばいいのか。「つみたてNISA」を始める前に、まずは以下の「考えることリスト」を参考にしましょう。

(1)貯金が給与の3カ月分くらいはあるのか。
ない場合は、日々のお金の使い方を整える。生活が不安になるお財布事情なら、今は運用するタイミングじゃないのかも。

(2)無駄を省いて工夫をすれば、毎月の飲み会2回分くらいのお金ができるのか。
できない場合は、日々のお金の使い方を整える。制度を活用しても、投資・運用で損をする可能性もあるので、お金に余裕を持たせる。

(3)飲み会2回分のお金を運用することで、自由に使えるお金が、運用前の半分程度になってしまったらどう思うか。
すごく不安だと思う場合は、その分を貯金に回すなど、日々のお金の使い方を整える。まずは気軽にできるポイント運用から練習してみるのも◎。

(4)半分くらいになっても耐えられるかな?という方は、「つみたてNISA」の制度を活用した投資を検討してみる。

***

上記をふまえて、「つみたてNISAを始めてみよう!」と思った後は、以下の10の項目を実践してみましょう。

<50>未来の自分のために、「つみたてNISA」を始めませんか?〜前編〜

(1)毎月捻出できるお金がいくらあるかを考える。
人によりますが、貯金が3カ月分ある方の場合は、仮に「手取り×3% =つみたて分」で計算してみるのがおすすめ。

(2)そのお金を毎月つみたてて運用した場合どうなるか、シミュレーションしてみる。
金融庁のHPに紹介されている「資産運用シミュレーション」を参考にすると簡単。
例:1年で3%の利回りが想定される金融商品を、毎月1万円分、20年買い続けた場合
運用しない場合:2,400,000円、運用した場合:3,283,020円
→減る可能性もあるが、883,000円プラスになる可能性もある。

(3)利益が出た場合は「ごほうび」だと思って何をしたいかウィッシュリストを作る。
利益が出ない可能性、元本が減る可能性があることを覚悟して考えておく。

(4)お金とごほうびリストのイメージがついたら、どんな金融商品を買うかを考える。
まずは、どんな性格の商品にしたいのかを考える。金融商品は目に見えないが、生き物のように変化するもの。さらに変化が優しいものから激しいものまでいろんな性格があることを理解する。
<主なタイプと特長>
・アクティブ…変化激しめ、人的に運用
・インデックス…変化優しめ、数学的に運用
・国内型…日本の会社や国のみにお金を回すのか
・海外型…海外の会社や国にもお金を回すのか
・先進国…すでに経済がある程度成熟している国
・新興国…これから経済成長を目指している国
ちなみに私は、ロジカルなものが好きで、より数学的に運用している方を優先したいので、インデックスを選びます。それから、成長の期待ができる新しい国にお金を回したいというタイプでもあります。

(5)好みのタイプから商品を絞ってどの商品にするか考える。
つみたてNISAの制度を通じて買える商品は決まっている。地味な作業だが、excelでソートしながら考えるがおすすめ。
金融庁による「つみたてNISAの対象商品」はこちら

(6)だいたい商品を絞ることができたら、買う場所を選ぶ。
アクセスしやすい場所は大きく分けて3つ
1.証券会社の販売webサイトや窓口
2.銀行の販売webサイトや窓口
3.運用会社(金融商品メーカー)の直接販売webサイト

(7)買う場所を決めたら「つみたてNISA」制度専用の口座を開き、あらかじめ考えていた金額で、金融商品を毎月買う設定をする。

8)半年か1年ごとに1回は振り返り、月々の金額を調整したり、商品を追加・削除したりする。

(9)つみたてでの購入を継続しながら、目的がある場合は、必要なタイミングが来るまで数年~20年ほど待つ。特に目的が決まっていない場合は、「このお金をどうしたいのか」とゆっくり考える。

(10)目的のタイミングや、つみたてできる最後の年になったら、現金にするか別の運用口座に移した上で必要な分を引き出すことを考える。

***

ふう、こんなにステップがありました……

このコラムを読んで、やっぱりやめようかなと思いましたか?
でも、これだけのステップを乗り越えた先には、いいことがあるかもしれません。

次回は「つみたてNISA」制度を始めるメリットやつまずきポイントの解決策、プロに聞いたつみたてを続けるコツをご紹介します。

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