〈5〉心の「応援団」をささえに/大嶋奈都子さん

家にいる時間が長いからこそ、今しかできないことを楽しみたい。
美容やインテリア、カフェタイム、休日の過ごし方などで、新たに取り入れた習慣や、改めて大切だと気がついたモノ・コトが誰にでもあるのでは?
連載「おうち時間を描く」では、インドアのプロ(!?)でもあるイラストレーターやアーティストたちが、自身の“おうち時間”をイラストとともにご紹介します。
パーソナルトレーナーならぬ「ストレッチ応援団」
イラストレーターのわたしにとって、大切にしている時間は「ストレッチ」です。
黙々とPCに向かって絵を描いているせいか、上半身はカチコチ。ストレッチをするときは、普段使わない体の部位をいかに動かすか、ということを意識して行います。
また、気分転換になって判断力もアップし、身のこなしも柔軟に。ちょっとだけ、健康的なイラストが描ける気がしてきます。あら不思議。
パーソナルトレーナーならぬ「ストレッチ応援団」がいてくれたら、どんなに心強いことか。
指導はいらない、ただ応援してほしいだけ。孤独な自粛生活の中で、心の「応援団」をささえに、柔軟性を維持するストレッチは、今のわたしに必要なんじゃないかと思うのです。
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大嶋奈都子(おおしま・なつこ)
スタンプアーティスト、イラストレーター。同じように見えて、実はそれぞれ個性的なおじさんたちを観察・再現した「おじさんスタンプ」の制作をライフワークにしている。国内外のスタンプのワークショップや展示に多数参加する一方で、書籍や雑誌などでイラストも手がける。
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