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冬タイヤに凍結・雪対策グッズ……楽しい冬旅に向けて万全の準備を

各地から雪の便りが届くようになりました。ウィンタースポーツを楽しみにうずうずしている人、冬の味覚を想像しておなかを鳴らしている人、いろいろでしょう。

「寒いのは苦手だからなぁ……」という人もいるでしょうが、FFヒーターに断熱ボディーのキャンピングカーでの冬旅は、想像以上に快適です。冬にキャンピングカーを使わない理由が寒さだけなら、もったいない以外のなにものでもありません。幾つかのポイントさえおさえれば、快適な冬旅を楽しめます。

(トップ画像:Hobby)

冬タイヤは耐用年数を要チェック!

冬旅に向けて、まず準備すべきはスタッドレスタイヤです。夏タイヤと同等の負荷能力のあるスタッドレスタイヤを選びましょう。

本格的な雪シーズンが到来すると、サイズによっては早々に売り切れてしまうことも。「今シーズンは出かけてみよう」と思うなら、早めに手配することをお勧めします。

すでにスタッドレスタイヤを持っている人は、製造年月のチェックをお忘れなく! スタッドレスタイヤの耐用年数は、3年程度が目安とされています。スキー場などシビアな条件で使う場合は、2年ごとでの交換をお勧めします。

また、オールシーズンタイヤも注意が必要です。ミシュランのアジリス・キャンピングのように、タイヤ表示に「M+S」と表記されているタイヤが対応できるのは浅雪程度です。凍結路ではまったく役に立たない、と思っておきましょう。

冬の路面状況は天気の変化に影響されてコロコロと変わるもの。雪国に行くつもりがなくても、山道でなくても、目的地で雪にみまわれることだってあります。冬の遊びをより安全なものにするためにも、スタッドレスタイヤを用意しましょう。それでも起こりうる万一に備えて、装着したスタッドレスタイヤに対応できるサイズのタイヤチェーンを積んでおくと、さらに安心です。

冬タイヤに凍結・雪対策グッズ……楽しい冬旅に向けて万全の準備を

あると便利な凍結・雪対策の小物たち

冬を迎えるにあたって対応が必要なのは、実はタイヤだけではありません。チェックしてみましょう。

ワイパーブレード
雪に対応したものに交換しましょう。通常タイプのワイパーブレードでは、雪が付着するとリンク部分が固着して、うまくガラスを拭けなくなってしまいます。交換するなら、リンク部分までゴムで覆われたスノーブレードや、リンクの部品に金属を使用しないエアロタイプのブレード。雪が付着しても問題ないのでお勧めです。

●キーロック
乗用車と違って、キャンピングカーには居室部分のドアにロックがあります。そのほかにも外部収納や給油口など、エンジンスターター用のカギ以外にもいくつか持ち歩く必要があります。これらの錠前が凍結してしまうことがあるのです。雪の中、車に帰り着いたのにカギが開かずに入れない――といった笑えない状況にもなりかねません。そこで用意しておきたいのが「解氷スプレー」です。もちろん、いざという場合に備えて車外に置いておかなければ意味がありませんが。

ヘッドライトのランプ
意外に思われるでしょうが、ヘッドライトのランプも雪の影響をうけます。HIDやLEDのヘッドライトは、明るくて省エネなのがメリットですが「発熱が少ない」という特徴もあります。そのため、夜間走行中に降雪が激しくなるとレンズ面に雪が付着しやすい傾向があります。スキー場を目指して夜間照明の少ない山道を走っているときにヘッドライトが暗くなったりしたら、それこそ問題。徐行運転を心掛け、ときおり雪払いをする必要があるので、除雪ブラシを用意しておくと便利です。

ディーゼル車は寒冷地用軽油を
ディーゼルエンジンの燃料はご存じのとおり軽油です。軽油は温度が下がると燃料中のパラフィン分が固形化し、燃料フィルターやパイプを詰まらせてしまいます。こうなると、エンジンが止まってしまうおそれもあります。

そんな状況に備えるには、寒冷地仕様の軽油を使うのがよいでしょう。軽油は特1号・1号・2号・3号・特3号と5種類あり、号数が大きくなるにつれ寒さに強くなります。寒冷地では3号もしくは特3号の軽油が販売されていますので、ディーゼル車で寒冷地に行く場合は、出発地で満タンにせず、寒冷地のスタンドで3号もしくは特3号を入れるようにしたいものです。違う号数の軽油が混ざっても問題ありませんし、寒冷地仕様の軽油を温暖な場所で使っても問題ありません。

番外編・しっかり断熱とCOに注意!

ここまで車両としてのキャンピングカーの冬支度について解説してきました。雪道を安全に走行するために必要な対策の数々ですが、駐停車中のキャンピングカーにも、居室のための冬対策があります。

キャンピングカーの居室部分を快適な室温に保つには、住宅同様、断熱処理が大切です。これは車も住居も同じことですが、熱の多くはガラス面から放出されてしまいます。そのため、居室部分に二重窓を採用しているキャンピングカーは多いのです。が、運転席・助手席などは通常ガラスのまま。走行中は気にならないかもしれませんが、雪の中で停泊していると、運転席、助手席の窓からどんどん熱が奪われてしまいます。それではせっかく暖房を使っても非効率ですよね。

冬タイヤに凍結・雪対策グッズ……楽しい冬旅に向けて万全の準備を

それを防ぐには、専用の断熱シェードを使うのがおすすめ。断熱できるだけでなく、目隠しにもなります。キャブコンの場合は、バンクから厚めの布を垂らして居室と運転席スペースを遮断してしまうのも効果的です。

また、ルーフベントからも熱が逃げやすいので、発泡シートなどで覆って断熱しましょう。

もっとも、断熱にばかり気を取られるのも危険です。暖房を使用する季節、最も注意しなくてはならないのが一酸化炭素(CO)です。FFヒーターなど燃焼系の暖房設備を使う場合や、カセットガスコンロで鍋料理をするなんていう時は、くれぐれも換気を心掛けましょう。

特に積雪時は、FFの排気口がふさがれないように注意が必要です。排気口がふさがれると、排ガスが逆流することもあります。

・愛車のどこに排気口があるかを把握する
・クモの巣や枯れ葉など、異物が詰まっていないかをチェックしておく
・寝ている間に雪が積もって排気口がふさがれていないか、一度起きて確認する

といった対策をとりましょう。そして、必ず取り付けたいのが、万が一の際に備えたCO警報器です。警報器には耐用期限があるので外出前にチェックしておきましょう。警報器の備えがない、あっても期限が切れている、という場合は、ネットで簡単に手に入ります。そして、一酸化炭素は空気よりやや軽いので、警報器は高い位置に取り付けることもお忘れなく。

冬ならではの景色においしい食べ物。日本の冬は素晴らしいものがたくさんあります。ぜひ準備万端で冬旅を楽しんでください。

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