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海の見える駅 徒歩0分の絶景
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「空の駅」で体感する日本海のパノラマと「東洋一」の記憶 兵庫県・餘部駅

「空の駅」の下には「道の駅」

その足で、こんどは駅からふもとへと降りてみる。この道のりがちょっとしたハイキングのようでまた面白い。

「空の駅」で体感する日本海のパノラマと「東洋一」の記憶 兵庫県・餘部駅
餘部駅からふもとへと続く小道から見た、餘部の集落と日本海。同じ方向に黒い瓦屋根が並ぶさまは壮観だ

専用の細い山道をひたすら歩くこと10分。途中で何度もすれ違う人と会釈しながら、ようやく鉄橋の足元に到着した。かつて集落を抜ける細い小道だった場所は、公園として整備されていた(訪問した翌年の2017年秋にはなんと、公園と「空の駅」を結ぶガラス張りのエレベーターが登場。片道わずか40秒ほどで行き来できるようになった)。

「空の駅」で体感する日本海のパノラマと「東洋一」の記憶 兵庫県・餘部駅
余部橋梁の下に整備された公園。一部残された赤い旧橋脚がかつての「東洋一の鉄橋」を今に伝える

そして、公園の先にあったのは、以前はなかった「道の駅 あまるべ」。ここに車を止めて「空の駅」を見学する人も多いようだ。

道の駅には、レストランや土産物屋のほか、余部橋梁に関連した展示コーナーもある。外には、地元の子どもたちが描いた余部橋梁の絵がずらり。「歴史ある余部橋梁をこれからも残していきたい」。そんな人々の思いが伝わってきた気がした。

「空の駅」で体感する日本海のパノラマと「東洋一」の記憶 兵庫県・餘部駅
絵のテーマは、わたしたちのふるさと「あまるべ」。新旧の余部橋梁を描いたものがいくつもあった(2017年6月撮影)

餘部駅とその駅前にはもう、誰もいなくて静かな、いわゆる無人駅の風情はほとんどない。しかし、100年以上の歴史を誇る鉄道遺産が大切に守られ、観光資源となり、今や多くの人を集めている。

海の見える無人駅は、利用客の減少などによって、少しずつ、そして静かに減りつつある。そうした中、活気あふれる餘部駅の存在は、私にとってひとつの希望に思えた。

コウノトリ但馬空港から空港連絡バスでJR豊岡駅まで約15分、JR豊岡駅から山陰線で約1時間。

JR西日本(JRおでかけネット)
https://www.jr-odekake.net/eki/timetable?id=0630737

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