&Travel

つながる、ということ
連載をフォローする

世界中、同じことに動かされているまれな時代 作家・赤坂真理さん

「ソーシャルディスタンス」という言葉が日常に入り込み、人と人が意識的に距離をとって暮らすようになった。距離だけの問題ではなく、関係性や価値観の変容も強いられながら。連載第2回は作家・赤坂真理さん。近著『愛と性と存在のはなし』(NHK出版新書)で人と人とのつながりを掘り下げた赤坂さんは、コロナ禍の日々を「世界中、同じことに動かされているまれな時代」とみる。

世界中に広がったコロナ禍で、出歩くことも、人と会うことも、以前のようにはできなくなりました。だからこそ、大勢の人が、つながりについて考え直したようにも思えます。&M、&w、&Travelの3マガジンは、サイトリニューアルを機にマガジン横断インタビュー「つながる、ということ」を企画しました。

違う風に吹かれて、肉体を感じる

――赤坂真理さんにとって、旅はどんな存在ですか。

旅は好きだけれど、時間さえあれば出かけていくいわゆる旅好きではなくて、時々違う風に吹かれないとダメ、というタイプです。

作家は基本的に、自宅から出なくて済む仕事。だけど、あんまり出ないでいると行き詰まってくる。そういう時、自分を違う風にさらしてみる。違う風に吹かれると、体を感じて、体の輪郭を感じて、ああ、肉体がここにあった、と思う。

作家の赤坂真理さん

旅先では、市場の中にあるような地元の服屋で買い物をするのが好きです。そこで買った服に着替えると、皮膚から変わったような感じがして、現地の人みたいな気持ちになれる。旅行するというよりは、ちょっぴり住んでいる感じになるのが好きなのかもしれない。お店の人と仲良くなるのも得意で好き。

――新型コロナウイルス禍で、旅は難しくなりました。生活に変化はありましたか。

昨年の2月末のインドへの旅が、海外へ行った最後です。もう少し遅かったら、インドへの入国も、日本への帰国も難しくなる時期でした。外国に行けなくなったことを除けば、ライフスタイルはあまり変わってない。もともと通勤していないから。ただ、生活サイクルは規則的になった気がします。夕飯を外食しようとしても閉店が早いから、早めに帰宅して在宅勤務をしている夫と一緒に食べるとか。3食一緒のこともあります。

――そんな日々の中、新たな発見はありましたか。

NEXT PAGE近所はワンダーランド

REACTION

LIKE
COMMENT
0
連載をフォローする

SHARE

  • LINEでシェア

FOR YOU あなたにおすすめの記事

RECOMMEND おすすめの記事

&MEMBER限定の機能です

&MEMBERにご登録(無料)いただくと、気に入った記事に共感を示したり、コメントを書いたり、ブックマークしたりできます。こうしたアクションをする度にポイント「&MILE」がたまり、限定イベントやプレゼントの当選確率が上がります。

&MEMBERログイン

ID(メールアドレス)
パスワード

パスワードを忘れた方はこちら

&MEMBER登録はこちら

&MILEの加算アクション

  • &MEMBER新規登録:100マイル

    *今後、以下のアクションも追加していきます

  • 朝日新聞デジタル有料会員の継続:100マイル
  • ログインしてサイト訪問:10マイル
  • 記事に「LIKE」を押す:10マイル
  • コメントの投稿:30マイル
  • 自分のコメントに「LIKE」がつく:10マイル
  • アンケート回答:30マイル
  • 「朝日新聞SHOP」での購入:50マイル
  • イベント申し込み:50マイル

&MILEの獲得数に応じてステージがあがり、ステージがあがるごとに
&MEMBER限定のイベントやプレゼントの当選確率が上がります。詳細はこちら