新緑の季節にのんびりと。絵本でヨガを

新緑の季節でリラックスできる時期が、やってきた! 4月は新年度でなにかとバタバタしたり、緊張したり。リモートワークも続いて身体が凝り固まっている方も多いのでは。この爽やかな5月の空と風に誘われて、ここらで身体を動かしてリフレッシュしておきたいところ。だけど、朝から走るのもどこかへいきなり通うのも、ハードルが高い……。
そんな、のんびりと身体を動かしたいと思っている人たちにぴったりの書籍『世界一のんびりなヨガの絵本』が、K&M企画室から3月に発行されました。著者は、ヨガインストラクターのMARIEさん。日常の中でヨガを楽しんでほしいという思いから、自らの絵と文でつづられています。
『世界一のんびりなヨガの絵本』
「のんびり」そして、「絵本」。この2つのワードが揃っているだけで、私でも続けられそう!という気分に。身体を動かすハードルが下がります。そしてなにより、全48ページ。手のひらサイズの小さくて軽~い絵本!
おしゃれな表紙をめくってみると……

おしゃれなイラストで、ヨガの基本ポーズが22型、ポーズを取る上でのポイント期待できる効果とともに、紹介されています。
首・肩がバリバリに凝った日にやる『猫のねじりのポーズ』、とりあえずリラックスしたいときの『チャイルドポーズ』、緊張が続いた日には全身ストレッチできる『弓のポーズ』、集中力を高めたいときには『半月のポーズ』など。その時の気分で選べます。

あとは、ヨガのレッスンの最後に行われることが多い『シャバーサナ』。このシャバーサナ、ただ大の字で寝転がるだけでも気持ちがいいものだけれど、心と体の解放感をしっかり味わえるポイントも解説されています。

日常のシーンの中で、その時のお疲れ具合や気分にあわせて選んで、1ポーズずつから取り組めそう。
けど、あれ? ヨガって、呼吸がむずかしいんじゃなかったっけ? ヨガは呼吸が大切というけれど。そのあたりにもMARIEさんは、「いつもの呼吸に、少し意識を向けて、耳を傾けてみるだけ、少し丁寧に長めに息を吐いてみる。それだけで十分」と、背中をやさしく押してくれます。読んでいるだけで、心がほぐれるような、そんな絵本になっています。
ふと思い立った時に、手に取ってみて
ヨガのポーズをひと通り流れでやってハードに動くのも、とても爽快で気持ちが良いもの。でも、頑張りたくない日もあるし、ぼーっとしたい日もある。この絵本なら、いつでもどこでも思いついた時に、暮らしの中にヨガを取り入れられそう。なにより、おしゃれなミニビジュアルブックなので、いつでも手が届くリビングに、インテリアとして置いておけるのもいいですね。
まずは、新緑の爽やかな空の下で、ヨガのかわいいイラストをパラパラ眺めてみるところから始めてみては?
『世界一のんびりなヨガの絵本』MARIE(まりえ)著
定価 1,650円(税込み) /制作・発行:K&M企画室

ヨガインストラクター。1987年東京都生まれ。学習院大学経済学部卒業後、NPO法人日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター資格取得。2011年より東京都内の人気ジムにてヨガを担当し、年間、延べ10000人以上がスタジオレッスンに参加。また、プライベートレッスンや、企業などへの出張ヨガレッスンも。骨盤調整を軸としたスリムで元気な体づくりには定評がある。2020年よりオンラインレッスンをスタート。 インスタグラム@marie_non_kotsu_healingでは、ヨガを中心とした健康や癒やしのヒントを4コマ漫画としてアップしている。