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高岡早紀さん「何が私にとっての幸せなのか」を常に考えていた 

撮影・山本倫子

映画「リカ ~自称28歳の純愛モンスター~」の高岡早紀さん(48)は衝撃だった。

物語の前段となる2019年秋の深夜ドラマ「リカ」(フジ系)で、大胆不敵、サイコな彼女に凍りついた視聴者は少なくないだろう。彼女が演じるのは、一度「運命の人」と思い込んだらその男性を決して離さない“純愛モンスター”雨宮リカ。

「雨宮リカ、28歳です」と平然と言ってのけ、自分の恋路を阻む人間に出会えば舌打ちし、「死ねばいい」と抹殺。相手の気持ちはお構いなしで突き進む。

しっとりと落ち着いた色香が漂う高岡さんだからこそのギャップがたまらないハマり役。映画ではさらにアクションシーンもパワーアップ。リカの瞬足には拍車がかかり、さらに驚異のジャンプ力で、なんと壁までも這(は)う。

高岡早紀さん「何が私にとっての幸せなのか」を常に考えていた 
(c)2021映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』製作委員会

「アクションとは対極にあるような高岡さんがここまで!」と、役者魂に驚嘆した。

「映画なのでエンターテインメントに徹したい、と『リカの映画を作るならここまでやりたいんです』というプロデューサーの熱意に負けたというか、納得したというか……。自分自身が面白がれなかったらできないので、どういう形でリカを面白がれるか、かなり話し合いを重ねました」

時折「ふふふ」と、楽しそうに思い出し笑いしながら当時を振り返った高岡さん。だが、そもそもアクションは「まったく興味がなかった」と話す。

高岡早紀さん「何が私にとっての幸せなのか」を常に考えていた 
撮影・山本倫子

「(最初のアクションシーンで)自分が思っていた以上に軽く、高く、上手に飛ばしていただいて、5、6mくらいかな。みんなが下のほうに見えて『あれ、なんか楽しい』と思ってしまった。それで、言われるがままに楽しくやっていたら、結局、監督は予定より私のアクションシーンを増やしたみたいなんです(笑)」

役を楽しむ――。高岡さんにはそんな心の余裕があるように見える。もっとも19歳で、俳優への道を拓(ひら)いた「忠臣蔵外伝 四谷怪談」(94年)の撮影中は「毎日が辛く、仕事を辞めようとまで思っていた」のだから、役者を続けてきたからこそ味わえる境地には違いない。聞けば、「役に対するこだわりがない」のだという。

「自分の人生を含めて、すべてにおいてこだわりがあまりないんです。それと、私には『やってみないとわからないじゃない』と言ってくれるすごくポジティブな友人がおりまして、その言葉に押されて『そうだよなぁ』と思う気持ちが強くなっていきました。今では、好きなことをたくさんやらせていただけるのであれば、『やらせてもらえればいいじゃない』ってとらえています」

NEXT PAGEネックになった決め台詞「雨宮リカ、28歳です」

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