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楽園ビーチ探訪
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「り゜」の発音は? 次世代につなぐ沖縄・多良間島の記憶

浜へ下りる道「とぅぶり゜」が多良間島内に約30カ所も©T.Itoga / T&t Japan

沖縄・石垣島へ向かうフライトの途中、アナウンスが入ることがあります。「現在、多良間島の上空を飛行中です」。飛行機の窓から見下ろすと、ほぼまん丸な島がぽつんと浮かんでいます。宮古島と石垣島のほぼ中間地点に位置する多良間島は、東西約6キロ、南北約4.3キロ、周回道路は約16キロ。最高地点で約34メートルの、平らな島です。これまで沖縄の有人島は、水納島(みんなじま=多良間村)を除きすべて訪れていますが、多良間島はひときわ思い出に残る島です。

連載「楽園ビーチ探訪」は、リゾートやカルチャー、エコなどを切り口に、国内外の海にフォーカスした読み物や情報を発信する筆者が訪れた、各地の美しいビーチや、海のある街や島を紹介いたします。

島の全貌が一目で 八重山遠見台

八重山遠見台からの眺め。晴れた日には石垣島も見えます
八重山遠見台からの眺め。晴れた日には石垣島も見えます

まずは、島の最高地点である展望台の「八重山遠見台」。階段を上がること80段。多良間島の全貌(ぜんぼう)が一目でわかります。この展望台がある島の北部に集落があり、他は、さわさわと揺れるサトウキビ畑や、牛が草をはむのどかな牧場が広がっています。晴れた日には西に八重山諸島、北東に宮古島まで肉眼で見え、遮るもののない視界は気分爽快です。

澄み渡った海の色は、南の島のイメージそのもの©T.Itoga / T&t Japan
澄み渡った海の色は、南の島のイメージそのもの©T.Itoga / T&t Japan

約1100人あまりの人口のほとんどが、北部の集落に暮らしています。フクギ並木が続く区画だった道が走り、平らな島の台風対策なのか、コンクリート造りの平屋が連なっています。一見島外の人に違いはわかりませんが、村役場の前の道が境界線となっていて、西側が「仲筋(ナカスズ)」、東側が「塩川(シュガー)」の大きくは二つの集落に分かれています。

島のほとんどがさとうきび畑
島のほとんどがさとうきび畑

白砂とブルーが圧巻 ふる里海浜公園

周回道路を歩いていると、ところどころにビーチへ下りる入り口を示す、看板を見かけます。この道は「とぅぶり゜」と言い、島には30カ所ほどあるそうです。地元の人はこの道を抜けて浜へ下り、貝を拾ったり、漁に出かけたり。いわば、生活道路です。

メインビーチのふる里海浜公園
メインビーチのふる里海浜公園

約30のビーチのうち、人気が高いのは北部にある「ふる里海浜公園」。沖に水納島を望む、白砂のロングビーチで、トイレやシャワー、駐車場も整っています。さらさらとした白砂の浜の上には、タカラガイの殻やイカの甲が転がっています。遠浅の海は、ネオンブルーに発光しているよう。「南の島」という言葉で思い描くとおりの光景が広がっています。

「ふる里海浜公園」以外にも、とぅぶり゜を下りて、お気に入りのビーチを探すのも、多良間島の楽しみでしょう。

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