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囲碁棋士・井山裕太が語る、勝負を制するコンディションの整え方

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日本の囲碁界で初となる‟7大タイトルの同時制覇”という偉業を2度も成し遂げ、名実共に現代囲碁の第一人者である井山裕太さん。「一手打つために1000の可能性を読み合う」と言われるプロの世界で、どのような体調管理に取り組んでいるのか語っていただきました。

オフシーズンがない囲碁の世界

――トップ同士の対局とは、心身にどれほどの負担がかかるものでしょうか?

わかりやすい例を挙げると、2日間にわたる大きな対局の場合、終わった直後は2キロくらい体重が落ちます。体を動かしているわけではないし、食事もちゃんととっているのですが、それだけ脳を酷使しているのでしょうか。

あと、試合時間が長ければ長いほど、心身の疲労感も大きいですね。スポーツで感じる疲れとはまた種類が違って、休んでもなかなか疲れが抜けない。プロ棋士の場合、そこからどうやって早く回復するかも重要です。

囲碁の世界はオフシーズンというものがありません。1年を通して、常にある程度のレベルを維持する必要があります。ですから、いい時はもちろん、悪い時も悪い時なりに、一定のパフォーマンスが発揮できるよう意識して体調管理に取り組んでいます。

――どのように体調管理をされていますか?

体が元気なのは基本ですから、まず、食事はバランス良く。特別なメニューを作ってもらっているわけではなく、偏りすぎないように、という程度ですが。あと、できるだけ質のよい睡眠をとること。特に、対局が終わった夜は脳が興奮状態になっています。普段通りに眠れず、いまだにコントロールできない部分です。ですから、普段の日や対局の前日は、できるだけ規則正しい生活リズムを心がけていますね。

ただ、多少睡眠がうまくとれなかったとしても、「今日はだめだな」となるのではなく、それはそれとして、その時なりにベストをつくす方向に切り替えるようにしています。

囲碁棋士・井山裕太が語る、勝負を制するコンディションの整え方

――気にしすぎないということでしょうか。

そこはけっこう大事かもしれません。あまり神経質になってしまうのも良くない。対局が始まってしまうと、普段気にならないことが気になったり、どうしてもナーバスになったりするので。 コロナ前には、運動不足にならないようジムに通ったりしていました。走ったり泳いだりが多いですね。筋トレも少しはしますが、囲碁って瞬発力より持久力ですし(笑)。対局中は長く緊張状態が続いているので、体をほぐす意味でも、有酸素運動がリラックスできて良いように感じます。

――対局中は手元に好きな食べ物や飲み物を用意されている方が多いようですね。

頭を使う競技なので、疲れた時に手軽に摂取できるものを用意している方が多いですね。僕は乳製品がわりと好きで普段から食べているのですが、対局中や終了後には、ドリンクタイプの明治プロビオヨーグルトR-1を飲んでいます。長時間の対局になると体が糖分を欲していると感じることもありますし、R-1は単純においしいから飲んでいますが、体調管理をサポートしてくれる点もありがたいです。

コロナ禍での変化

――コロナ禍の影響で囲碁の世界に変化はありましたか?

昨年の緊急事態宣言の際、対局が2カ月ほどストップしました。これほどの長期間、試合が全くないというのはプロになって初めてです。いつまでこの状態が続くのか、次の試合への準備はどうすればよいのか、モチベーションをどのように保っていけばいいのか、いろいろとまどいました。

幸い技術面では、囲碁はネットと相性がよく、対面しなくてもオンラインで24時間練習試合ができます。そういう部分ではほかの競技よりやりやすかったかもしれませんね。対局がなくなってがっかりしているファンの皆さんに、少しでも喜んでいただきたいという思いがあったので、自粛期間中にネット対局を無料公開して、リアルタイムで観戦を楽しんでいただきました。

体調面では、外出自体が難しくなったため、ランニングマシンを購入しました。自宅で歩いたり走ったり、ストレッチをしたり、コロナ前とあまり変化しないように意識的に体を動かすことを心がけました。

――対局が再開してからも、マスクをつけて長時間の対局は大変だったのではないでしょうか。

マスクのつけっぱなしにはなかなか慣れなかったですね。集中して考えていると酸素が薄くなるのか、ひどい時は意識が朦朧(もうろう)としたことも。今では、時々、席をはずして人のいない場所で深呼吸するなど、自分なりの対処法がつかめてきました。

囲碁棋士・井山裕太が語る、勝負を制するコンディションの整え方

勝負を決めるのは紙一重の何か

――今まで数えきれない対局を戦ってきた井山さんにとって、‟ベストコンディション”とはどんな状態でしょうか。

勝敗で評価される世界なので、当然、勝ちが続けば良い状態、負けが続けば悪い状態と判断されがちです。でも、自分の感覚ではあまりそこは比例しないんですよ。結果は良くても自分の感覚的にはコンディションがあまり良くないなあ、とか、負けたけどパフォーマンス自体はそんなに悪くないなあ、とか。

1つ確かなことは、すごく集中できているときは迷いがありません。囲碁は先を読んでいくゲームで、選択肢もすごく多い。迷い出したらきりがない。そんな中、常にベストを選択していかなくてはならない。そういう競技です。自分の決断に迷わず自信をもってやれている。それが、自分にとって一番いい状態なんだろうなと。

囲碁棋士・井山裕太が語る、勝負を制するコンディションの整え方

1対1の勝負なので、対戦相手の考えや心理状態が、まるで会話しているかのように伝わってくるときがあります。こちらが形勢不利にもかかわらず、相手は守りに入ったなとか、少し隙が出てきたなとか。そんなセンサーが研ぎ澄まされていると、うまく隙につけこめるし、重要な場面で良い選択ができる。ただ、どうすれば常にそういう状態にもっていけるのかはいまだわかりません。難しいですね。

トップレベル同士の戦いになると、紙一重というか、差はあってないようなもの。よく心技体と言われますが、技術以外の体調面であったり心理面であったり、ちょっとしたところが勝敗に直結します。これからも技術を高めたいのは当然ですが、体の部分、心の部分からも強くなりたいという思いが、年齢を重ねると共に大きくなってきた感じです。

(文・土井裕美 写真・太田未来子)

    ◇

井山裕太(いやま・ゆうた)
囲碁棋士。1989年生まれ、大阪府出身。石井邦生九段門下。2002年入段。2009年名人獲得により9段昇段。2013年、史上初の六冠同時制覇。2016年、史上初の七冠同時制覇。同11月に名人を失ったが、残る六冠をすべて防衛。2017年、名人戦リーグを8戦全勝で挑戦権獲得。前人未踏の七冠復帰を果たす。2016年内閣総理大臣顕彰受賞、2018年には国民栄誉賞を受賞。

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囲碁棋士・井山裕太が語る、勝負を制するコンディションの整え方

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