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フィンランドで見つけた“幸せ”
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夏の思い出を彩る特別なきらめき 白夜の季節の光の時間

夕日が沈む前の特別な光の景色。フィンランドでは、この美しい時間を長く楽しめる季節があります。夕暮れの散歩道。偶然見つけたぜいたくな風景に、気持ちが高まります。

四季の美しい自然、アートやデザインを楽しむ暮らし。ライターの内山さつきさんが、フィンランドで日々を豊かにするヒントを見つけ、“幸せ”を感じたスポットや人々の営みを紹介します。

水辺がきらめく長い長い夕暮れ

夏は、フィンランドで最も美しい季節。旅人にとっては雪景色や極夜の薄明の空の色も魅力的ではあるけれど、明るい光とさわやかな空気で満たされる短い夏は、長く厳しい冬を過ごす人々には、やはり特別なものだ。フィンランドでは6月の夏至のある週末が夏至祭として祝日に制定されていて、その頃からカラッと晴れた気持ちの良い天気が続く夏の気候になってくる。1カ月近い夏休みも、早い人はこの頃から取る。

夏至のころは、南部のヘルシンキでも夜は完全に真っ暗にはならない。明け方は早くから明るく、日没は夜更けになる。傾き始めた太陽は、21時ごろから夕方らしい光を放ち、23時ごろの日没まで長い夕暮れの時間が続く。

水辺
きらきらまぶしいラップランドの水辺の風景。サウナから湖に入るための桟橋がある

初めてフィンランドを訪れたとき、水辺の光の美しさに驚いた。8月の斜めから差す太陽の光が、きらきらと波間に揺らめいている。

水辺の宿泊施設やレストランなどで夕食を取っていると、ある時から窓の外がきらきらし始める。ちらちら揺れるシラカバのこずえの向こうに、光に満ちた湖や海などが見えるので、早くその風景を間近に見たくてそわそわしてしまう。その透明なきらめきは、夏のフィンランドの思い出をいつも彩っているように思う。

レストラン
フィンランド南西部のリゾート地ナーンタリのレストランの窓辺

フィンランドの人たちは長い夏の夕暮れ時を、公園の芝生やレストランのテラスで、家族や友人とのおしゃべりを楽しんだり、夏休みに入るとサマーコテージで過ごしたりする。

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