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楽園ビーチ探訪
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夏の北海道、支笏湖ブルーに憩う

個性的な外輪山に囲まれた日本屈指のカルデラ湖、支笏湖。樽前山を望む=北海道千歳市

「ビーチ」という言葉は、海岸のみならず、淡水の岸辺も指します。今回は、先月末に訪れた北海道の夏の景勝地、支笏(しこつ)湖(北海道千歳市)をご紹介しましょう。札幌から車で1時間少々、「支笏湖ブルー」と呼ばれる、澄み渡った湖面と、外輪山の緑の山並みが織りなす風光明媚(めいび)な景色が広がります。

連載「楽園ビーチ探訪」は、リゾートやカルチャー、エコなどを切り口に、国内外の海にフォーカスした読み物や情報を発信する筆者が訪れた、各地の美しいビーチや、海のある街や島を紹介いたします。

風不死、恵庭、樽前……特徴的な外輪山に囲まれて

アイヌ語で「大きなくぼ地」を意味する「シ・コッ」に名前が由来する支笏湖は、約4万年前の火山活動によって誕生しました。最初に風不死岳(ふっぷしだけ、約1102メートル)、続いて恵庭岳(えにわだけ、約1320メートル)、樽前山(たるまえさん、1041メートル)などが外輪山に出現し、ひょうたん型のカルデラ湖が形成されました。

原生林の中に切り開かれた支笏湖温泉街
原生林の中に切り開かれた支笏湖温泉街

風不死岳の名前の由来は、「フプ・ウシ」=「トドマツの多いところ」。緑の森におおわれています。恵庭岳の名前の由来の「エ・エン・イワ」は、アイヌ語で「頭・とがった・山」。その名のとおり山頂部にちょこんととがった岩塔が天を衝(つ)くよう。温泉街から見て風不死岳の裏にひょっこり見えている樽前山は、山頂が平らな、どことなくプリンのような形をしています。

支笏湖に流れ込む、青と緑が移ろう千歳川
支笏湖に流れ込む、青と緑が移ろう千歳川

全国トップ級の深さと透明度

支笏湖の特徴は、その深さと透明度の高さにあります。最深部で約360メートル以上もあり、秋田県の田沢湖に次ぐ全国2位。周囲は約40キロで、琵琶湖の9分の1ほどの大きさですが、深さがあるため、貯水量は琵琶湖の4分の3に相当します。

支笏湖は冬でも凍ることはめったにない日本最北の不凍湖。その理由も深度にあり、加えて冬季の強い西風が湖面を波立たせ、凍結を防いでいるそう。

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