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永瀬正敏フォトグラフィック・ワークス 記憶
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(119) 言葉は通じなくても届く心 永瀬正敏が撮ったイラン

国際的俳優で、写真家としても活躍する永瀬正敏さんが、世界各地でカメラに収めた写真の数々を、エピソードとともに紹介する連載です。つづる思いに光る感性は、二つの顔を持ったアーティストならでは。今回は映画撮影の合間に撮ったイランのテヘラン市内。活気ある市場で永瀬さんが楽しんだこととは?

(119) 言葉は通じなくても届く心 永瀬正敏が撮ったイラン
©Masatoshi Nagase

テヘラン市内の大きなマーケット。

「その国の市場へ行くと、その国のさまざまなものがわかる」と、
ある人に教わったことがある。
この市場もたくさんのフルーツや野菜、食料品、雑貨や洋服などであふれかえっていた。
集う人たちも観光客から地元の人まで、マーケット内外を埋め尽くしていた。

マーケットの中に、店で働く人々の活気のある声がこだまする。
その喧騒(けんそう)の中で僕は写真を撮り続けた。
でかいカメラを抱えた日本人がウロウロするだけでも、目立っていたのだろう。
多くの人に声をかけられた。
言葉は通じないが、カメラを見せて、撮らせてほしいと合図すると、みなさん気軽に撮らせてくれた。
あえて仕事を始めて、この姿を撮影しろと、笑顔でジェスチャーしてくれる人もいた。

イランには映画の撮影で割と長い時間滞在したので、かなりの量の写真を撮っている。
この市場には確かに、日本ではあまり見かけない品物がずらりと並んでいた。
なかには何に使うかわからないものまで。
そういうものを目にするのも実に楽しい。
それを一生懸命説明してくれる人たちとの8割ぐらいは通じない会話も、それはそれで楽しいものだ。
おのずとシャッターを押す回数が多くなる。

この市場での写真も、今後登場することが増えていくと思う。
文化を感じる場所で、撮影した写真たちが。

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