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自動車ディーラーとキャンピングカービルダーがつくり上げた「KT CRUISER」

鹿児島トヨタの店頭でお披露目された「KT CRUISER」の車内の様子。可愛く「映える」デコレーションに意気込みを感じる/写真はすべて「キャンパー鹿児島」提供

キャンピングカー人気が衰える兆しはありません。コロナ禍にもかかわらず、全国各地で行われているキャンピングカーのショーは盛況な状態が続いています。※各会場では、入場者数の制限や手洗い、消毒の励行、空気の入れ替えなど、しっかりとした感染拡大予防策を行った上で開催されています。現時点でどのショー会場でも感染クラスターは発生していません。

そんな好調ぶりを自動車メーカーや自動車ディーラーも注目していて、車中泊を意識した「車中泊仕様車」を企画・販売する動きが出ています。「ベッドキット」などの車中泊オプションを設定して、ふだん使っている車のアレンジを提案するといった動きもあります。

そんな中で、トヨタ系販売会社の鹿児島トヨタと、キャンピングカービルダーのキャンパー鹿児島が共同開発した「KT CRUISER」が発表されました。特徴のひとつは、 「キャンピング車」として明記される8ナンバー登録車(特種車両)ではなく、4ナンバー車であることです。どんな車が出来あがったのでしょうか。ユーザーにはどんなメリットがあるでしょうか。

自動車ディーラーとキャンピングカービルダーがつくり上げた「KT CRUISER」
鹿児島トヨタとキャンパー鹿児島がつくり上げた「KT CRUISER」の外観

コンセプトは「多目的モビリティ」

「KT CRUISER」のコンセプトは「多目的モビリティ」です。言い換えると、単に旅をするための車ではなく、(1)リモートワークの拠点(2)災害時シェルターとして利用するための多目的な機能を盛り込んでいるのが特徴です。様々なライフスタイルに対応する機能性に優れている車です。

ベース車として選ばれたのは、トヨタ・ハイエースの標準ボディ車です。室内空間の広さや使い勝手を考えれば、「ワイド」や「ワイド・スーパーロング」のほうが優位ですが、「誰もが運転しやすく、駐車もしやすいサイズ」という「扱いやすさ」と「機動性」を重視しました。

自動車ディーラーとキャンピングカービルダーがつくり上げた「KT CRUISER」
セカンドシートは定番のバタフライ式。走行時は前向き3名乗車に

レイアウトは、2列目にバタフライシートを装着しています。荷室部左右に家具を配置し、その間にボードを渡してフラットなベッドを作り出しています。乗車定員は6名(ベース車のグレードによっては5名)、就寝人数は2名程度とコンパクトです。「就寝定員」と言わなかったのは、8ナンバーの登録車ではなく、4ナンバー車だからです。8ナンバーではないので就寝定員の設定も不要です。

8ナンバーのキャンピングカー登録ではないため、天井高さの規定(構造要件)はなく、ポップアップルーフや床面の掘り下げはありません。「KT CRUISER」を見ると、天井の高さを確保して広い空間を確保する、キャンピングカー的な「広い空間の確保」はされていません。一方で、運転や駐車のしやすさなど「機動力を重視した車」といえるでしょう。

自動車ディーラーとキャンピングカービルダーがつくり上げた「KT CRUISER」
セカンドシートを後ろ向きにセットすれば、リビングモードに早変わりする

快適に過ごしてもらうための工夫

「リモートワークの拠点」という目的上、PC類への電源供給の設備もきちんと装備されています。サブバッテリーシステムには、キャンパー鹿児島が得意とするリチウムイオンバッテリーを採用。停泊時用の居室用エアコンもあります。

自動車ディーラーとキャンピングカービルダーがつくり上げた「KT CRUISER」
外部シャワー、シンク、DC12Vクーラーと装備も充実。走行時は乗車不可だが、リアがベンチになるのも使い勝手がよさそうだ

断熱に目を向けてみましょう。「ポリウール仕様」が標準で、オプションでさらに高性能な「リフレクティックス」を選択することも可能です。エアコンと断熱で室内の快適さは十分に確保されています。

「移動オフィス」や「避難シェルター」として使うにしても、大切なのは、ここで快適に過ごしてもらう工夫を用意するという視点です。キャンピングカー登録車ではありませんが、「水回り」は大切です。避難シェルターと考えるなら、飲用、衛生面から見ても、水は大切なファクターです。

「KT CRUISER」では、13リットルの清水タンクと簡易型シンクを搭載。清水タンクから引く外部で使うシャワーもあります。簡単ではありますが、汚れを落とす、汗を流すなどにも対応できます。本格的なキッチンではないものの、カセットコンロをひとつ常備すれば、生活の質はぐっと上がりそうです。キャンパー鹿児島のキャンピングカービルダーとしてのノウハウが生かされているところでしょう。

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