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料理家・冷水希三子の何食べたい?
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ミントゼリーが爽やか。パイナップルと甘酒のスムージー

料理家・冷水希三子(ひやみず・きみこ)さんが読者と私たち編集部のリクエストに応えて料理を作ってくださるという夢の連載。今回は暑い日にぴったりのスイーツ。甘酸っぱいパイナップルのスムージーに爽やかなミントゼリーを浮かべたひんやりデザートです。

―― 冷水先生、こんにちは。毎日暑い日が続きますねぇ。

冷水 本当に! みなさん夏バテしていませんか?

―― 買い物などでちょっと外出するだけでクラクラしそうです……。

冷水 この暑さ、まだまだ続きそうですから、ご自愛くださいね。

―― 読者のみなさんもこの暑さをなんとか乗り切りたい!ということで、ひんやりしたメニューへのリクエストが増えています。

冷水 そうでしょうねぇ。

―― 今回は体も心もクールダウンできる、冷たいスイーツなんていかがでしょう?

冷水 自宅で簡単に作れるものがいいですね。じゃあ、甘酒を使ったスムージーなんてどうでしょうか?

―― わ~、体にも優しそうで、いいですね! 夏はつい市販のアイスクリームをたくさん食べてしまうのですが、砂糖の取りすぎが気になっていて……。

ゼリーに使うのはスペアミント。香りも風味もいいので、ドライではなく、ぜひフレッシュなものを使ってください
ゼリーに使うのはスペアミント。香りも風味もいいので、ドライではなく、ぜひフレッシュなものを使ってください

冷水 甘酒は「飲む点滴」とも言われますから、夏バテが気になる方にもおすすめですよ。今回はパイナップルを使いますが、プラムやマンゴーなど、お好みのフルーツでアレンジもできますので。

―― パイナップル! トロピカルでいいですね~。

冷水 しかも今回はスペアミントの香りを移したゼリーも入れるので、爽やかですよ。まずはゼリー用のミントティーを用意していきますね。

―― わ、フレッシュミントのいい香り!

冷水 市販のミントティーのティーバッグを使うと、どうしてもミント感が強くなってしまうので、ぜひフレッシュミントで作ってみてください。

―― これは……、スペアミントですか?

冷水 はい。ペパーミントは清涼感が強すぎるので、スペアミントで。お料理用のハーブのコーナーに売っていますので、手に入りやすいと思います。

―― 余ったらお料理や飲み物のトッピングにも使えますし、いいですね。

ミントをお湯に浸(つ)けて5分ほどおけばミントティーの完成
ミントをお湯に浸(つ)けて5分ほどおけばミントティーの完成

冷水 スペアミントの葉をボウルに入れて、そこに沸かしたお湯を注ぎます。そのまま5分くらい置いておくとミントティーの出来上がりです。

―― う~ん、爽やかな香りです。

冷水 ミントティー200mlに砂糖を入れて火にかけます。砂糖が溶けたら粉ゼラチンを溶かして冷まします。粗熱が取れたらバットなどに移して冷蔵庫で冷やし固めます。

―― 砂糖は白砂糖がいいですか?

冷水 きび砂糖などでもいいですが、ゼリーの透明感を生かしたいなら白砂糖がおすすめです。

パイナップルの皮の切り方はこんなふうに。皮は硬くてカットするのに力がいるので、一気に切ろうとせず、ゆっくりと
パイナップルの皮の切り方はこんなふうに。皮は硬くてカットするのに力がいるので、一気に切ろうとせず、ゆっくりと

―― スイーツは見た目の美しさも大切にしたいですものね。

冷水 次にスムージーの準備です。パイナップルは皮が硬いので、切るときに注意してくださいね。

―― 丸ごとのパインを扱い慣れていない人は、最初はカットパインで作ってもいいかもしれませんね。私を含め(笑)。

冷水 ひと口大より少し大きめに切ったパインは、そのまま冷凍庫で凍らせます。あとは甘酒と牛乳、ヨーグルトと一緒にミキサーで攪拌(かくはん)するだけ。簡単でしょう?

―― スムージーには砂糖が入らないんですね!

冷水 はい、甘酒の甘みだけで十分なんです。

―― それはすごくうれしい! 罪悪感なく飲めちゃうデザートドリンクですね。

冷水 私は朝食に飲むこともあるのですが、さっぱりしていて、真夏にぴったりですよ。さて、パインが凍ったので、攪拌しましょう。

ミントゼリーは軟らかいので、サービングスプーンなどで優しくすくってスムージーの中へ
ミントゼリーは軟らかいので、サービングスプーンなどで優しくすくってスムージーの中へ

―― わ、なんだか細かい泡が立って、スープみたいな感じです。

冷水 空気をたっぷり含ませると、フワッとした口当たりになって、すごく飲み心地がいいんです。

―― 優しいクリーム色で、美しいです。

冷水 仕上げにミントゼリーを乗せて完成です。サービングスプーンなどで少し大きめにすくって入れると盛り付けも奇麗です。

―― クリーム色のスムージーの中に透明のゼリー……。心をくすぐるたたずまいですね。

冷水 ゼリーが入ると一気に涼やかになりますね。食べるともっと爽やかですよ。

―― う~ん、ヨーグルトとパイナップルの酸味を甘酒がちょうどいい感じに丸くしてくれて、甘すぎず、酸っぱすぎず、クセになる味です。

冷水 ゼリーも一緒に食べてみてください。

―― おおお……、そこはかとなく感じるミントの清涼感。涼しい風がふわっと吹いてきたみたいな心地よさがあります。

冷水 涼んでいただけてよかった(笑)。

―― ゼリーと聞くとプルプルした感じを想像しますが、このゼリーはもっと軟らかい「ふるん」という食感ですね。口に入れるとスッと溶けて、その感じもまた気持ちがいいです。

冷水 食べ物と飲み物の間くらいの食感でしょう?

―― まさにそうです! 今日はスープ皿に盛り付けていただきましたが、これなら食後のデザートとして、グラスに入れたら朝食として、器を変えていろいろなシーンで楽しめそうです。

冷水 食欲がないときでも飲みやすいので、夏バテかな?と思ったときにぜひ試してほしいです。甘すぎないので、甘いものが苦手な方でも飲みやすいと思いますよ。

―― 次はマンゴーで試してみたいです。使うフルーツによって色も変わってくると思うので、そこも楽しみたいですね。

冷水 ぜひ! いろいろなフルーツで、器で、楽しんでください。

パイナップルの甘酒スムージー

材料(2人分)

  • スペアミント
    1パック(葉の部分が約10g)
  • 250ml
  • 砂糖
    20g
  • 粉ゼラチン
    2.5g
  • パイナップル
    100g

A

  • 甘酒
    100ml
  • 牛乳
    100ml
  • プレーンヨーグルト
    60g

作り方

  • スペアミントの葉をボウルに入れ、そこに沸騰させた湯を注ぐ。そのまま5分ほど蒸らし、茶こしなどで漉(こ)す。
  • 1.のミントティー200mlと砂糖を鍋に入れて火にかけ、砂糖が溶けたら粉ゼラチンを加えて溶かす。バットなどに入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。
  • パイナップルは皮をはずし、1~2cm大に切ってから冷凍庫で凍らせる。
  • 3.で凍らせたパイナップルとの材料をミキサーに入れ攪拌する。
  • 4.をスープ皿やグラスに注ぐ。2.のゼリーをスプーンで食べやすい大きさにすくってスムージーの中に入れる。

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