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プロが集う波が間近に サーフィン発祥の地ハワイ(上)

Hawaii Tourism Authority (HTA) / Tor Johnson

東京オリンピック2020で注目された新競技のサーフィン。日本代表では、男子は五十嵐カノア選手が銀メダル、女子は都筑有夢路(あむろ)選手が銅メダルを獲得しました。サーフィンが気になっている方やビーチに恋い焦がれている方もいるのでは? そんなみなさんに知って欲しい、サーフィン発祥の地ハワイのサーフカルチャーを2回に分けてお届けします。ハワイのスピリット、サーフスピリットを感じた2019年12月の旅です。(記事中の情報は、取材当時のものです)

カメハメハ王も愛したサーフィン

プロが集う波が間近に サーフィン発祥の地ハワイ(上)
ハワイは12月でもTシャツで過ごせるほどあたたかい

サーフィンは、西暦400年ごろにハワイやタヒチに住んでいた古代ポリネシアの人々が始めたのが起源と言われています。18世紀後半にキャプテン・クックがハワイを発見したとき、すでにハワイの人々は木製の大きなボードに乗り、波乗りを楽しんでいたそうです。初代ハワイ国王のカメハメハ王をはじめ、王族たちもサーフィンを楽しんでいました。

サーフィンというハワイアンカルチャーを広げるきっかけになったのが、「現代のサーフィンの父」として知られるデューク・カハナモク。彼は1890年にハワイで生まれた生粋のロコボーイで、幼い頃からワイキキの海でスイミングやサーフィンに触れて育ち、1912年のストックホルムオリンピックの水泳自由形で、ハワイ出身者として初めて金メダルを獲得しました。

その後、デュークは活動の場を広げ、サーフィンは20世紀にアメリカ本土やオーストラリアなどの諸外国に広まったのです。そんな彼の功績がたたえられ、ワイキキのクヒオビーチの入り口には、「デューク・カハナモク像」が建てられています。

東京オリンピック2020でサーフィンが新競技になったことは、デュークにとっても夢がかなった瞬間だったといえそうです。

プロが集う波が間近に サーフィン発祥の地ハワイ(上)
「マイ・キノヒ・マイ(Mai Kinohi Mai):Surfing in Hawai‘i」が2019年12月14日(土)~2021年3月28日(日)まで開催されていた

海が身近なハワイにとって、サーフィンは生活と深い関係を持つスポーツであり、文化そのもの。訪れたときには、そんなサーフィンにまつわる伝統や歴史、波乗りに関するメカニズムなどを知れる展示「マイ・キノヒ・マイ(Mai Kinohi Mai):Surfing in Hawai‘i」が、ハワイ最大の博物館「ビショップ・ミュージアム」で開催されていました。

プロが集う波が間近に サーフィン発祥の地ハワイ(上)

世界最古の木製のボードから、デューク・カハナモクが最後まで使っていたサーフボード、東京オリンピック2020で金メダルを獲得したハワイ出身の女子サーファーのカリッサ・ムーアや、サーフアイコンのひとりである同じくハワイ出身のジョン・ジョン・フローレンスらが使っていたサーフボードも展示されていました。

他にはサーフカルチャーや洋服、海を守るビーチボーイズたちの歴史、さらに実際にサーフィンをしているかのような映像も。ビショップ・ミュージアムの庭には、環境問題をアートで表したアーティストの作品もあり、サーフィンやハワイの文化と見どころ満載でした。

プロが集う波が間近に サーフィン発祥の地ハワイ(上)
アーティストであり海洋科学者でもあるイーサン・エステスの作品「プラスチックフリーパイプライン」。プラスチック汚染が海洋の生態系に与える影響を訴えるために、海洋ゴミを利用して制作したアート
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