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生産現場救え オンワードが新事業

群馬県の村田刺繍所によるアクセサリーブランド「エンブランド」のネックレスなど

コロナ禍で打撃を受けたものづくりの現場を支援しようと、アパレル大手オンワードホールディングスの子会社「オンワードデジタルラボ」(東京)が、工場や生産者を手助けする事業を8月に始めた。オリジナル商品の開発や販売を希望する工場と生産者が対象。工場自らが商品を開発し、消費者に直接販売することで、経営を安定させる狙いがある。

工場の独自商品、販売やブランド化支援

この取り組みは「クラハグ」。クラフトマン(職人)、ライフ(暮らし)、ハグ(ふれあう)を組み合わせた。カットソーの縫製工場「川北縫製」(香川)や刺繡(ししゅう)工場「村田刺繍所」(群馬)、輪島塗の「輪島キリモト」(石川)など、今月6日現在で全国16の工場や生産者が参加している。

支援は2種類あり、すでに自社ブランドの商品がある場合はオンワードの公式サイトで販売する。公式サイトには洋服やバッグ、化粧品や生活雑貨などが並ぶ。新たにオリジナルブランドを作る場合は、企画、生産から販売まで一貫して「クラハグ」が支援し、来春以降に商品の販売を始める。

生産現場救え オンワードが新事業
山形県米沢市「ニトリト」のストール

イベントの開催や購買データの分析結果共有などのサービスもあり、参加する工場などは支援内容に応じてオンワード側に手数料を支払う。

オンライン会見で、事業に参加する木曽川染絨(せんじゅう)(岐阜)の安藤篤史社長は「生産工場にスポットが当たることは想像できなかった。自社販売したい思いだけが空回りし、先が見えない状態だった。会社に存在意義はあるのか不安に思っている工場がたくさんある」と現状を話した。「クラハグ」のクリエイティブディレクターに就いたテキスタイルデザイナーの梶原加奈子さんは「異分野との交流がブレークスルーを生みだす」と語った。

長谷川陽子

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