オイラ長崎の新名物! 「100年に一度」の大変化体感

稲佐山の新たな足「スロープカー」
さあ、稲佐山の中腹にやって来ました。ちょうど日暮れの時刻。見えたのは、1967年の美空ひばりのヒット曲のタイトルみたいな「真赤な太陽」です。

稲佐山には2020年にスロープカーが開業しました。さっそく山頂を目ざしましょう。

窓が大きく、金魚鉢みたいですね。水平を保ってじわじわとのぼっていきます。約8分間の小旅行を楽しみました。
山頂に2021年7月にオープンしたのが、レストラン「ITADAKI」。ここで夜景を横目にディナーをいただきました。優雅なひとときです。

食後は屋上の展望台から夜景を楽しみました。

この夜景は「1000万ドルの夜景」とも言われているようです。飯田、岡本、蔭山、木塚らの名選手をそろえた往年の南海ホークスの「100万ドル内野陣」を思い出しました。その10倍もの評価がなされていることになりますね。
一夜明け、中島川でカヤック体験
翌朝、早起きして市内を流れる中島川へ。一緒に旅をした人たちと2人1組になってカヤックに乗り込みました。

下流に向かって漕ぎだすと、すいすい進みました。ああ、川の流れのように。
カヤックは海で体験したことがありますが、都市の川では初めて。朝の澄んだ空気の中、ビルやマンションが建ち並ぶ景色を見ながらのカヤックは新鮮でした。
朝ご飯はゴージャスな肉厚の鯛茶漬け
運動をしたので、おなかはぺこぺこ。市内の飲食店「旬彩ながや」で朝食をとりました。出てきたのは「味変を楽しむ鯛(たい)茶漬け定食」です。

長崎市では、①宿泊施設②町なかの飲食店での朝食③カヤックなどの体験、を組み合わせた旅のプランが実施されています。名称は「朝たび長崎」。金曜、土曜、祝日前日にチェックインする人が対象です。朝から街に繰り出すことで旅をより楽しいものにしてもらおうという狙いです。
おはぎの常識覆す専門店「天使ノオクリモノ」
旅の最後に、ユニークな店を訪ねました。おはぎ専門店「天使ノオクリモノ」です。

おはぎ、というと、お年寄りが縁側で日向ぼっこをしながら食べているシーンを連想しますよね。でも、この店をのぞいて、そんな先入観が吹き飛びました。一口サイズのキュートなおはぎがずらり。ここまで進化しているのか、とびっくり仰天です。

トルコライス、刺し身、焼肉…… グルメざんまい
今回の旅ではほかにもおいしい料理をいただきました。一挙に紹介しましょう。
まず、商業施設、長崎出島ワーフの「デリシャスレストランアティック」で港の風景を見ながら食べたデリシャストルコライス。ランチタイムは税抜き880円です。

次に、宿泊した「i+Land nagasaki」の夕食で出てきた刺し身。

そして、中華街のそばにあるJA全農ながさき直営店「長崎和牛焼肉ぴゅあ」で食べた「長崎和牛カルビ3種盛りランチ」。とてもやわらかい肉に舌鼓を打ちました。

2泊3日の旅の間にこれだけのおいしい料理が出てきたのですから、一緒に旅をした人たちは休む間もなく、噛(か)む噛むエヴリバディ。市内を歩き回り、カヤックも体験して体は「くったくた」。でも、満腹の胃袋は「食った食った」。長崎市の魅力を味わい尽くした旅でした。
シーカヤック長崎
http://www.sea.tcctv.ne.jp/fun-boo/nagasaki.html
長崎県観光連盟
https://www.nagasaki-tabinet.com/
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