久保純子 LIFE in N.Y.
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マンハッタンの住宅事情。ただ今、アパート探し中!

オノ・ヨーコさんが今も住むダコタ・ハウスは、1881年に建てられたNYで最も歴史のあるアパートのひとつ。荘厳な佇まいだが、中はリフォームされてモダンな内装になっている。「ダコタ」という名前は、当時、ダウンタウンからはるか離れたアッパーウェストに位置することから、「ダコタ州ほど遠い」という意味が込められていたそうだ

ニューヨーク在住5年目の、久保純子さん。新型コロナウイルスで世界がめまぐるしく変化する中での、ニューヨーク生活。家族や友人との時間、街で見かけたモノ・コト、感じたことなど、日々の暮らしを通して久保さんが見つめた「いまのニューヨーク」をつづります。

家族用住宅が少ないNY

今、アパート探しをしている。ニューヨーク(NY)に来て丸5年。こちらに来た当初は高校生の長女と小学生の次女、それぞれ勉強する時間帯も、寝起きする時間も違うことから、3ベッドルームをなんとか探して借りていた。なんとか探したというのは、マンハッタンには4人家族用の住宅が圧倒的に少ないのだ。

基本は、2ベッドルーム、多くは1ベッドかスタジオで、働き盛りのニューヨーカーが一人暮らしやルームシェアをするような物件が多い。家族を持つようになると、皆こぞって、NYの郊外やニュージャージーの庭付き一軒家にお引っ越しをする、というのが常のようで、3ベッドルームを探すのはひと苦労だった。ここにきて、長女も大学に入り、寮生活をしていることから、それなら節約のためにもう少しサイズダウンしても良いかなという話になったのだ。

歴史的建造物のような外見、中はモダンに

この物件探しが、想像以上に困難を極める。2016年に引っ越ししてきたばかりの頃は、毎日、賃貸物件サイトとにらめっこして、日本の感覚で、新築、築浅のマンションに絞って探していた。ところが、実際に見に行ってみると、ビリヤードが置かれたイベントスペースがあったり、映画鑑賞ができる共有スペースがあったり、設備は華やかで充実しているものの、お部屋自体は意外と使い勝手が悪かったり、収納スペースがなかったり、なかなかコレという物件に出会えなかった。

マンハッタンの住宅事情。ただ今、アパート探し中!
NYは、ルーフトップが付いているアパートも多い。お天気が良い日には、おつまみを持って上がって、「家飲み」ならぬ「屋上飲み」をすることも
マンハッタンの住宅事情。ただ今、アパート探し中!
冬場は寒々としていますが、夏場はルーフトップを貸し切って誕生日会などのパーティーをしたり、日光浴をしながら読書をしたり、太陽の下、色々な楽しみ方ができる

アメリカ人の友人から、NYは古い建物が良いわよ!と聞いて、「Pre War」つまり、第1次世界大戦以前に作られた、築100年以上の物件を見始めたのだ。すると、歴史的建造物のような外見とは裏腹に、中は見事にリフォームされているのでモダンで、天井は高く広々としていて、思いのほか良かったのである。

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