あの街の素顔
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抜けるような青空と透明な海 「ちゅら」だらけの沖縄・久米島の旅

連日、猛暑が続く2022年の夏。みなさんはどうお過ごしですか。私は、ひと味違った夏を体験しようと、沖縄に旅立ちました。目ざしたのは沖縄本島の西に位置する久米島です。どんな島なのかな、と行く前から、ちむどんどん。久米島に着いてみると、空は抜けるような青さで、海は透明。まさに「ちゅら(美ら)」だらけの世界でした。そして、私の想像力を刺激する場所があそこにもここにも。特産の海産物を生かした料理もたっぷり味わい、心ゆくまで楽しむことができました。さあ、久米島の夏旅にみなさんをご案内しましょう。(文・写真、宮﨑健二)

具志川城跡、宇江城城跡で歴史ロマン

那覇からフェリーで約3時間半。久米島に到着しました。

久米島が見えてきました。いよいよ到着です
久米島が見えてきました。いよいよ到着です

レンタカーで島内をめぐることにしました。山道を走っていると、古い城の跡が見えました。具志川城跡です。

高台にある具志川城跡。石垣の一部が残っています
高台にある具志川城跡。石垣の一部が残っています

築城にあたっては見晴らしの良い場所を選んだようです。久米島の統治者は、16世紀に滅ぼされたとみられています。

さらに山道を走っていくと、山が見えました。おや、頂上に何かありますよ。

緑に包まれた山。頂上にあるのは、はたして何でしょうか
緑に包まれた山。頂上にあるのは、はたして何でしょうか

この山は標高約310メートル。車で頂上近くまで行くことができました。ここにもかつて城があったのです。宇江城城跡(うえぐすくじょうあと)です。階段を上ってみましょう。

宇江城城跡。頂上の城跡に行くための階段が設けられています
宇江城城跡。頂上の城跡に行くための階段が設けられています

びっしりと積まれた石垣がありました。

宇江城城跡の石垣。ここまで石を運ぶのは大変だったことでしょう
宇江城城跡の石垣。ここまで石を運ぶのは大変だったことでしょう

ここからは360度、島を見渡すことができます。城跡にはさわやかな風が吹いていて、気分爽快。まるで高原にいるかのようです。

宇江城城跡からの眺め。畑や森の緑、海と空の青、雲の白さのコントラストが鮮やかです
宇江城城跡からの眺め。畑や森の緑、海と空の青、雲の白さのコントラストが鮮やかです

私は旅をするたびに実感するのです。訪れた場所で想像力を駆使すれば、旅の楽しみが倍加することを。たとえば、この宇江城城跡。今ここにあるのは石垣の一部にすぎません。でも、かつては城が築かれ、久米島は中国と琉球、日本の貿易の重要な中継拠点となっていたはず。山の頂上に城をつくったのは、権力を誇示するためでしょうか。そしてその城はどんな形状だったのか……。こうして歴史へのロマンが膨らんでいくのです。

私はますます想像力をかきたてられました。もし当時、テレビがあったら、「ポツンと一軒家」のスタッフが大喜びでこの宇江城に取材に飛んで来たのではないか、と。

キラキラ光を放つ海 シンリ浜

次は海に行きたくなりました。島の西部にあるのがシンリ浜です。なんという美しさ!

透明度が高いシンリ浜の海。ここを見るだけでも久米島に来たかいがありました
透明度が高いシンリ浜の海。ここを見るだけでも久米島に来たかいがありました

白砂の浜辺と、遠浅で透明な海。静かに打ち寄せる波はキラキラと光を放っています。またしても、想像力がわきあがりました。横澤夏子が経理部の社員に扮している楽楽精算のCMをみなさんはご存じでしょうか。書類が山積みの机の前で「いまだに紙とか わけワカメ!!意味フミ子!!!」と言って鬼のような形相をしていますが、シンリ浜に来れば心の中の荒波も楽楽鎮まるにちがいありませんよ。バッチ、グー。

「熱帯魚の家」という看板が!

海辺に近い道を走っていると、こんな案内板がありました。熱帯魚の家? 私の想像力が働きはじめました。でも、うーん、わからん。

熱帯魚の家を示す案内板。どんな場所なのでしょうか
熱帯魚の家を示す案内板。どんな場所なのでしょうか

現地に着きました。なるほど、そういうことか、と納得しました。つまり、ここでは干潮の時に現れる潮だまりで熱帯魚を見ることができるのです。でも、近づくと、魚は逃げてしまい、観察は簡単ではありませんでした。

「熱帯魚の家」の魚。足場が悪いので、観察は大変でした
「熱帯魚の家」の魚。足場が悪いので、観察は大変でした

神秘的な寄り添う岩「ミーフガー」

景勝地にも行ってみました。まず、ミーフガー。二つの巨大な岩が互いに寄りかかっているようにも見えます。神秘的な雰囲気が漂っています。

ミーフガーのダイナミックな景色。大きな空洞の向こうに青空が見えています
ミーフガーのダイナミックな景色。大きな空洞の向こうに青空が見えています
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