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街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)

レンガ造りの建物を背にして灯るガス灯は情緒たっぷり

ロサンゼルスやニューヨークといった、メジャーな都市ばかりがアメリカではない! 何度もアメリカに行っていても、アメリカの首都周辺はどうなっているのか、知らないという人は多いでしょう。そんな人に行ってもらいたいのが、バージニア州。ポトマック川を望む首都ワシントンD.C.の対岸には、アメリカ独立戦争以前の街が、フォトジェニックに広がっているのです。(後編はこちら

まるで映画のセットのよう

ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港から車で約10分、アレクサンドリアは1749年から続く街。中心部のオールドタウンはれんがの並木道が碁盤の目のように広がっています。

ここには、昔ながらの家並みが連なり、ジョージアン様式、ビクトリア様式、ミッドセンチュリーモダンなど、歩いているだけで、数世紀にわたる建築様式が楽しめます。カラフルなファサードに彩られた建物は、1.6kmの範囲に広がり、100軒以上もの個人経営のブティック、レストラン、カフェなどになっています。

街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)
街はまるで映画のセットのように彩りも鮮やか

ここでは、ショッピングに建物ウオッチングと、目もスマホも大忙し。疲れたら、通りを行き交うクラシカルなトロリーに。メーンストリートのキングストリートを往復するトロリーは乗車無料。夕暮れが迫るとストリートのガス灯が一斉に灯って、街は一層ロマンチックになります。

レストランやカフェでは、舗道にテラス席を設けているので、歩き疲れたら一休みするのもいいでしょう。ここでは観光客の姿も少なく、ゆったりとした時間の流れを楽しむことができます。

街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)
カフェやレストランは、行き交う人を眺めながら、テラス席がオススメ(アレクサンドリア観光局提供)

朝食やランチには、2022年3月にオープンしたばかりのマット&トニーズへ。オールドタウンに新色を添えるスタイリッシュな空間は、地元の人にも人気です。ここはかつて、ニューヨークでパティシェをしていた、オーストリア人のアントン・シャバスさんの曽孫(ひまご)にあたるマットさんがオーナー。

街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)
アレクサンドリアのレストランは、どこも料理評論家や地元住民から高い評価を得ています

熱々の焼き立てが出てくる、ニューメキシコスキレットは、オニオンやペッパーなどがたっぷり入って、低糖質なパワーブレックファストに。

街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)
ニューメキシコスキレット。スクランブルエッグの柔らかい食感で、どんどん食べられてしまいます

色とりどりの建物の中でも、多くの人が立ち止まって写真を撮っている小さな青い家は、スパイト・ハウスと言われます。アメリカで最も細い歴史的な個人邸宅。幅はわずか3.5メートルしかありません。日本人としては妙な親近感が湧く小さな家は、隣接する路地から不審者を排除するため、1830年に建てられたもの。

街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)
青い家がスパイト・ハウス。全然、小さいとは思えないけど…… 写真:アレクサンドリア観光局

キングストリートには、アイスクリームショップ、カップケーキ屋、チョコレートショップが軒を連ね、スイーツ好きな人には嬉(うれ)しいところ。すべてを制覇できなくとも、写真を撮って歩くだけでも食べた気分になります。

なかでもトライして欲しいのは、グッディーズ・フローズンカスタード&トリーツという、1931年から続く歴史的な「アイスハウス」。1950年代のダイナー風な佇まいで、屋内に席はなく、店の前のベンチ席のみ。店の前にはヴィンテージのデリバリーバンや昔のコカ・コーラグッズなども置かれていて、ちょっとしたフォトスポットにも。

街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)
真ん中の細長い窓からオーダーをします

フローズンカスタードとは、見た目も形状もアイスクリームなのですが、卵黄をふんだんに使ったもので、濃厚なアイスクリームといった感じです。これは酪農王国のウィスコンシンが発祥。

チャレンジしてほしいのは、「ビッグアップル」と呼ばれるドーナツウィッチ。シナモンシュガーとキャラメルソースのかかったドーナツにたっぷりとフローズンカスタードが挟まったもので、手にするとずっしりと重みがあります。

街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)
伝統的なウィスコンシンスタイルのフローズンカスタード!

旅も中盤になると食べたくなるのが、アジアンキュイジーヌ。シスターズ タイ アンド マグノリア デザート バーはタイ料理のレストランですが、一歩店内に入った途端、ライブハウス?と思ってしまうようなノリノリの空間なのです。そしてその奥には、花に囲まれたデザートバーが。

バージニア州とその近郊で展開する「シスターズ」はこのアレクサンドリア店が4店舗目。タイ出身の女性がオーナーで、シェフもタイ人という本格的なタイ料理のレストランです。メニューには正統派のグリーンカレーやトムヤムクンはもちろん、タイのストリートフードまで揃(そろ)って、アジアが恋しくなってしまいます。

街じゅうがフォトスポット! アメリカ建国の歴史が香る バージニア州(前編)
ぱっと見、タイレストランと思えないところがオシャレ

そんな店の奥にはもう一つの店、マグノリア デザートバー & コーヒーが。「マグノリア・グランド・ガーランド」と名付けられたエントランスの花はシルクフラワーで、ここで写真を撮っている女性たちも見かけます。頑張ってデザートを食べるお腹(なか)を取っておかないと、別腹といえども厳しくなるでしょう。

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マグノリア デザートバー & コーヒー。ここでは、アメリカとタイのスイーツが食べられます
NEXT PAGEポトマック河港の街・アレクサンドリア

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