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武田宗典さんと貴城けいさんが語る「TOKYO ART&LIVE CITY 2022」
(チケットプレゼントキャンペーン実施中)

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武田宗典さん(左)と貴城けいさん

2022年の秋は日本の文化芸術を堪能できるチャンス。文化芸術の集積地、東京・日比谷、銀座地区では10月に「TOKYO ART&LIVE CITY 2022」を開催します。歌舞伎や能楽、ミュージカル、演劇、映画、美術まで。見たい、知りたい、体感したいすべての人にわかりやすく親しみやすいさまざまなイベントを企画しています。その一つが観世能楽堂で行われる「能楽体感、銀座スタイル」(28日開催)です。イベントでの対談を前に、能楽師の武田宗典さんと元宝塚トップスターの貴城けいさんが語りあいました。

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――今回の企画はどのように生まれたのでしょうか。

武田:「TOKYO ART&LIVE CITY 2022」ではたくさんのイベントが企画されていますが、私は観世能楽堂を舞台に、日本舞踊や能など少しハードルが高いと思われている日本の伝統芸能に関して、初心者の方や東京以外の地域から来られる方にも楽しんでいただけるような企画を考えました。その一つが「能楽体感、銀座スタイル」です。貴城さんにゲストとして参加いただけることになり大変うれしく思っています。

貴城:ありがとうございます。お声掛けいただいた時は「私で務まるのか」とまず申し上げました。武田さんとは長いお付き合いですが、舞台は数えるほどしか拝見したことがなく、能のことも詳しくないので不安でした。でも、初心者の方と同じ目線で一緒に体感したり、感じたことを話してくださって構わないとおっしゃっていただいたので、「ぜひやらせていただきます」とお返事させていただきました。

武田:このイベントでは客席でできるちょっとした能の体験や、能や狂言の演技をわかりやすく見られるような仕掛けを用意します。貴城さんにもきっと楽しんでいただけると思いますよ。

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「体感」にこだわり 動くことで得られる気づき

貴城:どんなところにこだわっているのですか。

武田:一番のこだわりは「体感」です。能は鑑賞することの楽しさもありますが、実際に動いてみることで初めて何か気づきを得たり納得したり、より深く楽しめる要素が増えます。体感したものを受けて次に鑑賞へと進むことで、一つ流れができると考えました。演目はおめでたい作品の代表「高砂」です。ご自身が上手くできるかどうかということは全く関係なく、能ではこうやって息を吸ってこうやって吐く。そんなことを実際に知ってほしい。やってみたら気持ち良かった、というだけでもすごくうれしい体験になると思うんです。

貴城:全くの初心者の方でも大丈夫ということですね。

武田:その通りです。やる気になっていただけましたか。

貴城:まだハードルが高い気がします……(笑)。やはり構え一つにしても難しいだろうなと思ってしまうんです。日本舞踊とはちょっと違う気がしますし。私は宝塚では日本の作品が多い雪組だったのですが、それでも、能はハードルが高いと思ってしまいますね。

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武田:ハードルを低くするのはなかなか難しいのですが、例えば、能を全く知らない小さなお子さんに「能を体験してください」というと、何のてらいもなくやってくれます。貴城さんは私の舞台を見ていますから、「あれをやるの?」と考えていませんか。それでは目指すところが高すぎます(笑)。すごく柔らかいところから入っていただいて、「能の入り口はこんな感じなんだ」と体験していただく。いきなり「ここをやってください」ということにはならないので大丈夫です。

能は自分の最大限を感じられる演劇

貴城:頑張ります! 私は改めて「能楽の魅力って何だろう」と思ったときに、ミュージカルに似ていると思いました。能も同じ謡と舞とお芝居だと。もちろんスタイルや動きは違います。ただ、能は激しい動きの中で表現するわけではなく、そぎ落とされている。話がわからなくても、お囃子(はやし)や衣装で楽しめたり。面をつけていますので表情が見えない中で自分の想像力というか感覚を働かせることができる。能は最小限の情報の中で自分の最大限を感じられる演劇だと思うんです。

今回、私はわからない部分がある能の魅力を皆さんと一緒に体感して、次に能の舞台を鑑賞するときに「これはわかる」とか「この構えは」とか、何か一つでも能を理解するフックになるといいなと思っています。それならお話がわからなくても新たな魅力の発見になりますし、わかればまた、自分の捉え方でさらに能を楽しむことができますよね。

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武田:素晴らしいお話をありがとうございます。我々が思っている能の鑑賞法とはまさにそれなんです。今おっしゃったフック、きっかけみたいなものが一つでも二つでも見つかると、より楽しく能の世界に入っていただけると思います。

貴城:舞台を観るためには、自分で日時を決めてチケットを取って劇場へ行く。テレビと違ってわざわざ段階を踏んで観に行かなければなりません。個人的には日本はまだまだエンターテインメントに対してハードルが高いように感じます。難しそうだから、意味がわからなそうだから、と尻込みするのではなく、とにかく一歩を踏み出してみる。劇場に来るだけでも文化そのものに触れることができ、自分の生活の栄養になるのではないでしょうか。一人でも多くの方にぜひ体感していただきたいですね。

75歳になって初めてやる、という役も

――貴城さんから能についてお尋ねになりたいことはありますか。

貴城:武田さんは女性も演じられます。それも年配から若い女性まで幅広く。能の役者さんは役を演じ分けているのですか。

武田:能では、歌舞伎の女方さんや宝塚の男役さんのように声や格好まで変えるということはありません。ただ、もちろんおじいさんと若い女性が同じということはありませんから、声の出し方や発声を少し変えることはします。それに加えて、姿形の見せ方などを変えている部分も多少あります。

いろいろな役を演じる私たちにとって、一番難しい役と言われている演目が三つあり、それを「三老女」と呼びます。おばあさんの役なんです。もともと能は男性の役者さんしかいない中で始まりましたので、若い男性にとって一番遠い存在は老女ですよね。そういう意味でも難しいため、若いうちは演じさせてもらえない。少し歳を重ねてようやく挑める権利を持てるんです。

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貴城:何歳ぐらいから演じられるのですか。

武田:一概に何歳と言えないんですが、50歳より前に老女を演じる人はまずいないと思います。多くの役者さんは60歳前後を過ぎてから。三老女に関しては60歳より前に演じる人もほとんどいません。役によっては75歳になって初めてやりますという役もあります。

貴城:それは驚きました。初めて知りました。

初めての方もリラックスしてお越しいただきたい

――お二人にとって、観世能楽堂や東京宝塚劇場をはじめ多くの文化施設の集まる銀座や日比谷はどういった街でしょうか。

武田:私は子どもの頃から熱烈な宝塚ファンだったのとミュージカルも好きだったので、東京宝塚劇場や帝国劇場によく通っていました。だから、日比谷や銀座は来たら芝居を観る、ミュージカルや宝塚を観に来る場所だったんです。観世能楽堂は2017年に渋谷から銀座に移りましたが、ものすごくうれしかったですね。能が他の演劇と同じように見ていただける機会になったのではないか、と個人的に思うところもあって。能はなかなかその存在に気づいていただけないんです。でも、同じ演劇の街に拠点を構えたことで、他の演劇と同じような捉え方をしていただける。そんな思いがありました。

貴城:私は宝塚時代の15年間、東京宝塚劇場に出演していたので、「日比谷は庭です」と言いたいところなのですが、公演中は街を楽しむ余裕は全くありませんでした。逆に、宝塚を退団してから「あれだけ通っていたのに何も知らなかったんだ」と思うほど詳しくなりました。私は東京出身ですが、日比谷・銀座に来るとおしゃれになった感覚があります(笑)。

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銀座・日比谷エリアの文化施設マップ

武田:銀座・日比谷の街は文化芸術の中心地ですが、特に、劇場文化に関しては主要な劇場がほとんどこの地域に固まっていると言っても過言ではありません。それこそ一般の方にとってはミュージカルなら銀座や日比谷は聖地ですよね。

貴城:そうだと思います。私は宝塚退団後、帝国劇場や日生劇場、シアタークリエなど多くの舞台に立ちました。銀座や日比谷で公演できるというのは、舞台人としてステータスでもあると思います。今回は来場者の皆様と同じ目線でいろいろなことを勉強したいなと思うので、ぜひ多くの方にお越しいただければうれしいです。

武田:本当に。初めての方もリラックスしてお越しいただきたいです。能を観るなら理解しなければいけないとか、寝てはいけないのではないかとか。この二つがすごくプレッシャーになってしまうんですよね。でも、今回は本当に体験がメインです。「能をちょっとのぞいてみようかな」といった雰囲気で来ていただくと、思ったよりエンターテインメント性が高くて、きっと楽しくご覧いただけるのではないかと思っています。

この秋、日比谷、銀座にある 16 の劇場は、コロナ禍を乗り越え、人々の豊かな時間を作ろうと、日々多彩な公演を行っています。その演目の中から皆様にチケットを特別プレゼント!
第2弾の募集中です。9月30日締切。ご応募はこちら

「TOKYO ART&LIVE CITY 2022」詳細についてはこちら

武田宗典さんと貴城けいさんが語る「TOKYO ART&LIVE CITY 2022」<br>(チケットプレゼントキャンペーン実施中)
「TOKYO ART&LIVE CITY 2022」各イベント一覧(イベントタイトルをクリックすると詳細ページに移ります)
  • 日時場所:10月1~2日、歌舞伎座タワー5 階 木挽町ホール
  • 内容:人気声優陣が古典歌舞伎を現代語で読むオリジナル朗読劇。歌舞伎の物語をより身近にお楽しみいただけます。
    • 日時場所:10月11日、王子ホール
    • 内容:能とクラシック音楽で紡ぐ鬼女伝説「安達原」。見たことも聞いたこともない世界が。
    • 日時場所:10月1~15日、銀座の各ギャラリー
    • 内容:銀座のギャラリーを巡り、日本画や西洋画、骨董などを楽しみながらまわるスタンプラリー。抽選でプレゼントも。
    • 日時場所:10月21日、観世能楽堂
    • 内容:日本舞踊の成り立ちと発展に深い関わりのある歌舞伎と銀座花街の歴史を紹介。花街の踊り、歌舞伎舞踊や日本舞踊の鑑賞や体験プログラム。
    • 日時場所:10月22日、銀座の各ギャラリー
    • 内容:複数のコースにわかれギャラリー巡り。食事のあとに美術好きの俳優・唐橋充さんのトークも。
    • 日時場所:10月28日、観世能楽堂
    • 内容:体験コーナー、お話、半能鑑賞の3部構成。お話では銀座と観世家の関わりなどを紹介。
    〈第35回東京国際映画祭連携企画「映画監督トークと鑑賞」〉
    • 日時場所:日時場所、内容は未定。詳細はサイトで追って公表します。
    • 内容:日比谷・有楽町・銀座の映画館で世界の映画が100作品以上も楽しめる東京国際映画祭。監督のトークと共に映画鑑賞。その魅力を深め、新たな発見を。

    武田宗典さんと貴城けいさんが語る「TOKYO ART&LIVE CITY 2022」<br>(チケットプレゼントキャンペーン実施中)
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    PROFILE
    武田宗典

    東京都在住。能楽師観世流シテ方準職分。観世流シテ方職分武田宗和の長男として生まれ、父及び二十六世観世宗家・観世清和に師事。2歳11カ月で「鞍馬天狗」花見にて初舞台。10歳で「菊慈童」にて初シテ(初主役)。普及活動として2008年1月から能楽講座「謡サロン」を開催。
    http://takedamunenori.com/

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    PROFILE
    貴城けい

    東京都出身。俳優。1992年、78期生として宝塚歌劇団に入団、「この恋は雲の涯まで」で初舞台。翌年雪組に配属。2006年宙組へ組替えし、トップに昇格。宝塚大劇場でのトップお披露目公演として「維新回天・竜馬伝」「ザ・クラシック」に出演。東京宝塚劇場公演の千秋楽となった2007年宝塚を退団。
    https://www.oscarpro.co.jp/#/profile/entry/834

    文:坂口さゆり
    写真:松嶋愛

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