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鎌倉から、ものがたり。

“お庭番”のいる景色自慢の生活道具店「北鎌倉 morozumi」

鎌倉から、ものがたり。

“お庭番”のいる景色自慢の生活道具店「北鎌倉 morozumi」

1:周囲の自然と同化している看板は、住宅街の一画にある石段を上がると見えてくる

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周囲の自然と同化している看板は、住宅街の一画にある石段を上がると見えてくる
草がトンネルのように生い茂る階段を上がっていく
少し息が切れるころ見えてきた、味わいのある古びた一軒家
シンプルな立て看板を横目に扉を開けると
昔懐かしい温もりを感じる玄関
新緑の鮮やかさに思わず声を上げてしまう開放的なリビングルーム
香織さんがつけているネックレスは、ポルトガルに暮らすミゲールさんの作品。これをつけていると人との会話が弾む、お守りのようなネックレス
北鎌倉の谷戸を見下ろす庭先に立つと、まるで雲の上にいるよう
庭は「こうする」という計画を立てず、野趣のまま共生する
それでもやることはいっぱい。「黙々とルーティンをこなすことが面白い」と、啓さん
啓さんにとっては、庭作業をする朝が至福の時間。コーヒーや野草茶を入れたポットをかたわらに、一段落したら一服
廊下を通り奥へと進むと
そこにのぞくのは落ち着きのある畳の部屋
周囲を囲む緑が落とす影が、森の中にいるような気持ちにさせる空間
コケの緑と赤の色彩が美しいコントラストを奏でる
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