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スリランカ 光の島の原石たち

“隠された子ども”との出会いが、私の背中を押してくれた

スリランカ 光の島の原石たち

“隠された子ども”との出会いが、私の背中を押してくれた

1:萬夏夏さんの笑顔には子どもたちが自然と集まる

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萬夏夏さんの笑顔には子どもたちが自然と集まる
スランガニでは、経済的に学ぶことが難しい家庭の子どもに経済支援をする「教育里親制度」 という事業も行っている。萬さんの手にあるのは、子どもから里親へのお礼の手紙
NGO「スランガニ」の代表、馬場繁子さん(右)と指導方針について打ち合わせ
「馬場さんは心から尊敬する人。馬場さんの子どもたちを思う気持ちはいつもまっすぐです」(萬さん)
萬さんは指導において、楽しさ、そして五感を刺激することを常に意識した(萬さん提供)
スランガニとのスタッフは単なる同僚という関係だけなく、互いの家族を気にかけたりと、距離の近さが心地よかった
ロックダウン中はコロンボにある事務所で寝泊まりし、子どもたちにできることを模索した
支援センターに通っている子どもたち
自分たちで加工したピーナツを持つ子どもたちの笑顔(萬さん提供)
チリペッパー味(左)は約135円、キトゥルハニー味は約146円
キトゥルハニーの素朴な甘さ(左)と、スリランカらしい香りの良いカレーリーフ入り(右)。おやつやお酒のおつまみにも
手にとってもらいやすいようピーナツは低価格に設定している
働いてお金を得るという経験は、子どもたちにとても大きな達成感をもたらしてくれる(萬さん提供)
2019年11月に開いた美術展のために、子どもたちが作ったステンドグラス(萬さん提供)
美術展には、以前は小さな紙で短時間で終えられる工作が多かったが、萬さんは2カ月ほど準備期間を設けて、立体的なものや大きな作品も子どもたちに手掛けさせた。大きな作品に来場者も驚いた(萬さん提供)
「日本と比べて不便さを感じることが多いスリランカで、人間本来の温かさ、助け合うことをたくさん見せてもらいました」(萬さん)
「コロナ禍で歯がゆい思いもしましたが、本当に大事なものは何か考える機会にもなりました」(萬さん)
「スタッフ同士、熱心さゆえに時にぶつかることもありましたが、子どもたちを思う気持ちは同じでした」(萬さん提供)
工房で手伝ってくれる、センターに通う子どものお母さんたち。「子どもたちが工房で作業ができるということが心からうれしい」(萬さん提供)
学校の新年行事。スリランカでは新年に運動会を開くことが慣習。「先生たちの姿にみんな大歓声でした」(萬さん提供)
萬さんが学校を離れる最後の日(萬さん提供)
お別れの日に贈られたネックレス。ペンダントトップは保護者たちから、チェーンは先生とNGOのスタッフからのプレゼント、渡された日に初めてネックレスとなった
ぎっしりとメッセージが書かれたカード
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