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東京の台所2

〈245〉孤独を支えた古い台所道具

東京の台所2

〈245〉孤独を支えた古い台所道具

1:エコバッグが吊(つ)るされた右手前の扉は、風呂場に通じる

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エコバッグが吊(つ)るされた右手前の扉は、風呂場に通じる
自家製梅干しに今年初めて挑戦。「やっと作れました」
シンク下。右下はオイルポット
だしはケとハレの日を使い分ける。下の羅臼昆布・どんこ・血合い抜きかつお節はおせち用。上の日高昆布やいりこはふだん用
薬の仕分けケース。更年期の漢方薬など
食器洗いスポンジは安いものをまめに交換。左が1軍、右がシンクなど
<切らすと困るもの>ソース類。「とんかつをよく作るので」。ごまだれは鍋に必須
お雑煮に入れる具を串に刺して準備
鍋には串のままいれる
器に盛るときに、串から外す
焼きあごと昆布だしに、どんこ、湯通ししたぶり、かまぼこ、里芋、野沢菜(福岡ではかつお菜)、丸餅が。あっさりしたなかにぶりの旨味(うまみ)がしみた上品な口あたり。正月用の箸を添えて
福岡流お雑煮のかまぼこを器用に飾り切り
コーヒーを1日2、3回自分で挽(ひ)いて飲むので、道具はすぐ手の届くところに
「パズルのように整理するのは好き。今がベストの位置です」
ガスストーブを居室に引くために台所からホースを引いている
居室との間仕切り代わり。乾物など
食器棚はリサイクルショップで1万円で購入。棚の奥が台所
結婚時代に使っていた大きな冷蔵庫は処分。これは4年目
胡麻炒り器とすりばち、すりこぎ。祖母の代から愛用されてきた
祖母の時代から使い続けているもの。ハサミの切れ味も落ちていない
実家から持ってきた。寸胴鍋、無水鍋、ホウロウ鍋など。全部現役
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