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京都ゆるり休日さんぽ

「夜座禅」の妙、心と身体をリセットし一日を終える 町家ギャラリー「る」

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「夜座禅」の妙、心と身体をリセットし一日を終える 町家ギャラリー「る」

1:ギャラリー「る」で行われる「坐(すわ)る 夜坐禅(ざぜん)会」

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ギャラリー「る」で行われる「坐(すわ)る 夜坐禅(ざぜん)会」
東寺からほど近い路地にたたずむギャラリー「る」。一文字の名前は「イメージのつきすぎない無為の音がよかった」という意図から
月一度のペースで開催される「坐(すわ)る 夜坐禅会」(座禅会60分+茶礼60分。一人2000円。税込み。要予約)。まずは身体と呼吸を調えるストレッチから始まる
岐阜県・蓮華寺の羽賀浩規住職のナビゲートで、徐々に静かな無言の座禅へと切り替えていく
指先や足先など、身体のすみずみにまで意識を行き渡らせることで、心より先に身体を落ち着かせる
羽賀住職の鈴の音が座禅の合図。無理のない形で足を組み、半眼で静かに座禅を続ける
警策は参加者本人が必要と感じたら打ってもらう
この日の茶礼は、香港出身で台湾や広東料理、フレンチまで幅広いジャンルで活動する「ajiLABO」による「広東粥(かゆ)〜小菜(小皿料理)と薬味とともに〜」
座禅の後、参加者で食事を囲む。取り分けた「生飯(さば)」は黒木さんが「る」の庭に還(かえ)す
オーナーの黒木康太さん。放射線技師を経て現在はフォトグラファー、ギャラリーオーナーというユニークな経歴を持つ
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