お弁当を持ってクルマでお出かけしよう!

お弁当を持ってクルマでお出かけしよう!

梅雨も明けて、外に出かけたくなる季節が到来。ドライブを楽しんでから、青空の下で広げるお弁当は開放感たっぷりで格別です。家族や友人と一緒に食べれば、さらにおいしく楽しい時間に! 料理家・冷水希三子(ひやみず・きみこ)さんに、みんなで囲むのにぴったりなお弁当のアイデアを教えていただきました。

外で食べるとさらに楽しい、サンドイッチ弁当

「みんなで外に出てごはんを食べるのって、楽しいですよね」と、友人と一緒に時折ピクニックへ出かけることもあるという冷水さんが提案してくれたのは、サンドイッチのお弁当。
「おかずとパンを別々に持っていって、食べる時に完成させるスタイルです。水気が出るなど、挟んで持っていくのが難しい具材であっても、その場で挟めば大丈夫。人によって好き嫌いもありますし……。クルマだと、パン切り包丁やまな板などの道具類も持っていきやすいのでおすすめです」

今回紹介してくれたメニューは、タンドリーチキン、夏野菜のグリル バルサミコマリネ、とうもろこしのスペインオムレツ、赤キャベツのマリネ、サルサソースの5種類。

「タンドリーチキンは一晩マリネして、味を染み込ませておきます。鶏肉はもも肉とムネ肉を混ぜましたが、お好みで。夏野菜のグリルは焼いた後に塩を振って、マリネ液に漬け込むことでパンに挟んだ際に味がボヤけません。グリルパンでの焼き目も味の決め手になりますよ。とうもろこしのスペインオムレツは持ち運ぶことを考えて、半熟ではなく、しっかりと火を通しておきましょう」と、サンドイッチの具材は、パンと一緒に食べることを前提に、味がボヤけないようにすることがポイント。
また、付け合わせやソースについては、「赤キャベツのマリネは塩で揉んで水気を切ってから、キャラウェイシードと甘酢で風味付けしました。甘酢は味がキマリやすく、サンドイッチにぴったりです。キャラウェイシードがなければ入れなくても大丈夫ですが、入れた方が他の具材と一緒に挟んだ時に味がまとまります。サルサソースは酸味を効かせることで、サンドイッチのアクセントになりますよ」と、おいしくサンドイッチをいただくためのコツを教えていただきました。

サンドイッチ弁当

サルサソースはガラスの瓶に入れて、他のメニューはお弁当箱へ。詰め方は自由で、特に気を使う必要はないとのこと。
「ただし、赤キャベツのマリネの水気は切ってください。あと、彩りとして生野菜を入れたくなりますが、傷みやすいので控えた方がいいですね。お弁当箱に詰めるのではなく、具材ごとに保存容器に入れていくのもおすすめです。水気が出ても他のものと味が混ざりませんし、現地でお皿に盛り付けると場が盛り上がります」

サンドイッチ弁当

ピクニックや川遊びなどで持ち寄ったおかずをみんなで食べるなら、皿やカップ、カトラリー、布類、まな板、包丁などをその場でセッティングすると、非日常感を楽しめます。また、食器はホーロー素材など割れにくいものを選べば、持ち運びも安心。
「調理に使えて、手にフィットするビニール手袋を持っていくのもおすすめです。手が汚れないですし、水場が近くにない場合もありますから」と、あると便利なアイテムも教えていただきました。

パンや具材の他に、マスタードやマヨネーズといった調味料、チーズ類をお好みで。「パンは食パンよりも、バゲットやカンパーニュの方が具を挟みやすく、持って食べやすいです」と冷水さん。シンプルに1種類の具材だけを挟んだり、友人が持ち寄ったおかずものせてみたりと、楽しみ方は自由自在。「次は何を挟んでみようかな」と、そんな会話も賑やかに弾むサンドイッチ弁当を持って、お出かけしてみてはいかがでしょうか?

サンドイッチ弁当

みんなで持ち寄りたい、サンドイッチ弁当レシピ

タンドリーチキン

タンドリーチキン
■材料(4人分)
鶏もも肉:1枚
鶏ムネ肉:1枚
A(ヨーグルト:200g しょうが:1片 にんにく:1片 油:大さじ2 レモン汁:大さじ1 塩:小さじ1 カレー粉:大さじ1 パプリカパウダー:小さじ1)
EXVオリーブオイル:適量

■作り方
1 Aのしょうがとにんにくをすりおろし、ボウルで他の材料と混ぜ合わせる。
2 1のボウルに鶏肉を入れ揉み込んで、ビニール袋などに入れ冷蔵庫で一晩漬け込む。
3 軽く漬けダレを切った2の鶏肉をオーブンの天板にのせ、EXVオリーブオイルをまわしかけ、200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く。

夏野菜のグリル バルサミコマリネ

夏野菜のグリル バルサミコマリネ
■材料(4人分)
茄子:2本
ズッキーニ:1本
パプリカ:1個
イタリアンパセリ:2~3本
A(バルサミコ:大さじ1/2 塩:少々 にんにくスライス:1/2片分 EXVオリーブオイル:大さじ3)
B(水:200ml 塩:小さじ1/2 EXVオリーブオイル:大さじ1)

■作り方
1 Aをボウルなどに合わせておく。
2 ズッキーニ、茄子を5㎝長、5㎜厚に切りBに漬けてから、中火で熱したグリルパンで両面を焼き、塩(分量外)を少々振って1のボウルに漬け込む。
3 パプリカを直火で真っ黒に焼き、皮をむいて切り、2のボウルに漬け込む。
4 イタリアンパセリのみじん切りを加え混ぜる。

とうもろこしのスペインオムレツ

とうもろこしのスペインオムレツ
■材料(4人分)
卵:5個
とうもろこし:1本
玉ねぎ:1/4個
EXVオリーブオイル:大さじ4
塩:適量

■作り方
1 とうもろこしは芯から実をはずす。玉ねぎはスライスしてざく切りにする。
2 フライパンにEXVオリーブオイル大さじ1を引き、玉ねぎを炒める。玉ねぎが甘くなってきたらとうもろこしを加えてさらに炒め、塩で味を調える。
3 ボウルに卵を割りほぐし、塩少々を加えてまぜ、2のとうもろこしと玉ねぎも加えて混ぜる。
4 フライパンをきれいにしてから残りのEXVオリーブオイルを入れ、中火にして3を加え、最初はかき混ぜながら、かたまりかけたら弱火にして蓋をし、両面がきつね色になるまで焼く。

赤キャベツのマリネ

赤キャベツのマリネ
■材料(4人分)
赤キャベツ:200g
塩:2g
キャラウェイシード:小さじ1/4
砂糖:小さじ1
白ワインビネガー:大さじ1

■作り方
1 赤キャベツは芯を取り、千切りしてボウルに入れ塩を混ぜて20分ほどおく。
2 1の赤キャベツの水気を絞ってボウルに入れ、キャラウェイシードと砂糖、白ワインビネガーを加えて混ぜ合わせる。

サルサソース

サルサソース
■材料(4人分)
きゅうり:1本
トマト:1個
赤玉ねぎ:1/4個
香菜:2株
青唐辛子:2本
A(ライム汁:大さじ1 塩:小さじ1/4 EXVオリーブオイル:大さじ1と1/2)

■作り方
1 きゅうりとトマトは7㎜大に切る。赤玉ねぎはみじん切りして水にさらして水気をふく。香菜、青唐辛子はみじん切りにする。
2 ボウルでAを混ぜ合わせ、1の材料全てを加えて混ぜる。

(料理・レシピ:冷水希三子 写真:相馬ミナ 文:越智理絵)

冷水希三子(ひやみず・きみこ)

料理家・フードコーディネーター
レストランやカフェ勤務を経て独立。季節の食材を使ったやさしい味の料理が評判を呼び、雑誌や広告などで活躍中。器選びや盛り付けに至るまで、その料理の美しさでも注目を集めている。著書に『ONE PLATE OF SEASONS-四季の皿』(アノニマ・スタジオ)、『スープとパン』『さっと煮サラダ』(ともにグラフィック社)など。

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