THE ONE I LOVE

<32>The 1975、ザ・ウィークエンド……ちょっとビターな10の物語を楽しむ大人のプレイリスト

今週の「THE ONE I LOVE」も&M編集部が洋邦・ジャンルを問わずに名曲たちをご紹介。読書のお供に、酒のさかなに、ドライブ中に。リラックスタイムにピッタリな楽曲を、Spotifyで随時プレイリスト化していく。今回のテーマは「春の足音を感じながら聴きたい10曲」。レコードジャケット風の写真も、一緒に楽しんでもらいたい。毎日に、もっと愛と音楽を!

 

■Roger Nichols & Small Circle of Friends「The Drifter」

渋谷系アーティストのルーツとして、90年代初めに一大ブームを巻き起こした「ロジャニコ」ことロジャー・ニコルス。Carpenters(カーペンターズ)をはじめ、作曲家として数々の名曲を残した彼が率いたSCOFの、甘酸っぱいメロディーと美しいハーモニーをご堪能あれ。

 

■Electronic「Get The Message」

マンチェスターが誇る2大カリスマ、New Orderのバーナード・サムナーと元The Smithsのジョニー・マーによるユニット。パワフルな女性Voは、Primal ScreamをはじめNew Order周辺の作品には欠かせないデニース・ジョンソン。

 

■De La soul「Breakadawn」

スティーヴィー・ワンダーがマイケル(・ジャクソン)のために書き下ろした「I Can’t Help It」ネタのメロウなクラシック。デ・ラ独特のゆるっとした空気感がクセになる1曲は、高木完とスチャダラパーが参加したことでもおなじみの3rd『Buhloone Mindstate』(93年)より。

 

■The Weeknd「I Feel It Coming feat. Daft Punk」

続くこちらはサウンド、ボーカルともにマイケル・テイストの1曲。昨年末の来日公演も好評だったThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)とフレンチ・エレクトロ・シーンの顔役、Daft Punkのナイスなコラボ。水原希子が出演したMVも記憶に新しい。

 

■Stereolab「The Flower Called Nowhere」

Spangle call Lilli line藤枝憲氏のプレイリストでもセレクトされていたStereolab。Tortoiseのジョン・マッケンタイアとMouse On Marsのアンディ・トマをプロデュースに迎えた6th『Dots And Loops』(97年)より、春風のような1曲を。

 

■The Pharcyde「Otha Fish」

Stereolabとの共演も素晴らしかったジャズ・フルートの巨匠ハービー・マン「Today」使いのラウンジーなトラック。西海岸シーンの「陽」の部分を体現してきた彼らの、1stにしてクラシック『Bizarre Ride II The Pharcyde』(92年)より。

 

■Pepe California「多幸感」

気負わずナチュラルなたたずまいが魅力の「東京代表多幸感ダンスバンド」Pepe Californiaの、ピース&チルでちょっぴりファニーなディスコ・ハウス。この曲を聴くといつも、無条件にほおがゆるんでしまう。

 

■The 1975「Sincerity Is Scary」

マンチェスター出身の4人組オルタナ・バンド。昨年リリースの最新作『ネット上の人間関係についての簡単な調査』(邦題)より、90年代のティーンズ・R&Bグループをほうふつとさせるような、胸キュン・メロディーのポップ・ソウル。

 

■Beth Orton Feat. Terry Callier「Lean on Me」

The Chemical Brothersとのコラボでも知られ、そのドライかつエモーショナルな歌声で「デジタル世代のジョニ・ミッチェル」とも評されたSSW、ベス・オートン。ソウル・レジェンド、テリー・キャリアーとのリラクシンなアコースティック・ソウルを。

 

■Boyz II Men「Water Runs Dry」

Babyface作・プロデュースによる透明感あふれるアコースティック・ソウル。タイトルは日本語でいう「覆水盆に返らず」的な意味で、破局間近の恋人たちの歌だが、トーンを抑えたコーラス・ワークとも相まって癒やしの1曲に。

■プレイリスト

(企画制作・たしざん、河野有紀)

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<33>キャロル・キング、ノラ・ジョーンズら10曲 大人のプレイリスト

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