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パタゴニアのオフィスで働く社員に人気NO.1 新生活にオススメ3WAYバッグ

この数年、アウトドアウェアを街中で着こなす男性が増えている。カジュアルでちょっとオシャレで着心地もいい。本コラムでは、ファッション性と機能性を兼ね備えたアウトドアブランドが展開する「これさえ持っていれば間違いない」というマストバイなウェア、グッズを紹介していく。

トレス・パック

トレス・パック

春といえば、就職や入学などで新たな生活がはじまる季節。これまでと異なる環境に身を置く人にとっては、なにかとストレスを感じる場面に遭遇するケースも少なくないだろう。特に都市部で暮らすフレッシュマンは通勤・通学時のストレスは少しでも軽減したいところ。そこでオススメしたいのが、荷物をストレスなく持ち運ぶことができるバッグ。今回は、新入生や新社会人はもちろんのこと、日常的に書類やパソコンを持ち運ぶすべての方に、パタゴニアの3WAYバッグ「トレス・パック 25L」を紹介しよう。

オフィスで働くパタゴニア社員の間で№1の人気を誇るバッグ

ショルダーバッグ、バックパック、ブリーフケースと3パターンの使い方ができることから、スペイン語で「3」を意味する「トレス」の名がついた

ショルダーバッグ、バックパック、ブリーフケースと3パターンの使い方ができることから、スペイン語で「3」を意味する「トレス」の名がついた

45リットルの大容量を誇るパタゴニアの定番3WAYバッグ「MLC」は、長年にわたりマイナーチェンジが繰り返され、じっくりと完成度が高められてきた。そして、その優れた機能はそのままに、容量を25リットルまで小型化したアイテムが「トレス・パック 25L」だ。パタゴニア日本支社マーケティング部の大堀泰祐さんは、トレス・パックを「パタゴニアのオフィスで働く社員の間で人気№1のバッグ」だと語る。その理由を聞いてみた。

「パタゴニアのオフィスで働く人間は大量の資料を持って営業に行く機会が多いんですよ。しかも彼らは仕事が終わった後にクライミングやランニングといったアクティビティーに向かうことが頻繁にあるので、シューズや着替えを収納するスペースも必要です。そういった事情から、スタッフからも『ビジネスシーンに対応してくれて、なおかつ機能性が高く、しっかりと容量が確保されているバッグが欲しい』という声が上がっていたんです。原型であるMLCがサンプル品を詰め込んで運ぶバッグとして人気だったことも手伝って、小型版であるトレス・パックは出た瞬間に社内に広まりましたね」(大堀さん)

ワンタッチでストラップを取り付け可能な4箇所のバックルは軽く押し込むだけで、ストラップ上をスライドしてしっかりと隠れてくれる

ワンタッチでストラップを取り付け可能な4カ所のバックルは、軽く押し込むだけで、ストラップ上をスライドしてしっかりと隠れてくれる

必要なものがすばやく取り出せる シンプルながら必要十分な設計

背面と側面に分厚いパッドが入っている。裏地には、ポリウレタンコーティングを施した200デニール・リサイクル・ポリエステルを採用。一昔前のバッグパックにありがちな劣化によるコーティングのひび割れも起きないという

背面と側面に分厚いパッドが入っている。裏地には、ポリウレタンコーティングを施した200デニール・リサイクル・ポリエステルを採用。一昔前のバックパックにありがちな劣化によるコーティングのひび割れも起きないという

トレスパックの最も大きな特徴は、メインコンパートメントが大きく開ける「帳(とばり)開き」と呼ばれる形状。ジッパーが大きく開くため、荷物のパッキングや中身の確認をスムーズに行うことができる。さらに内部にはジッパー式、鍵を取り付けられるメッシュポケット、携帯電話や電子機器の収納に便利なソフトポケットなど、用途に合わせて使い分けられる収納スペースが用意されているため整理整頓がしやすい。

3種類の小物用ポケット。ジップポケットは大容量で、スマホ、文庫本、モバイルバッテリー程度は楽々収納。メッシュポケット内側にはキーホルダーが付いている

3種類の小物用ポケット。ジップポケットは大容量で、スマホ、文庫本、モバイルバッテリー程度は楽々収納。メッシュポケット内側にはキーホルダーが付いている

PC専用ポケットの存在もうれしい。多くの3WAYバッグはメインスペースの一角にPCポケットを設けている。が、トレスパックのPCスペースは他のポケットから独立しているため、メインコンパートメントや他のポケットに一切アクセスすることなく、PCだけを取り出すことが可能なのだ。

ラップトップ・コンピューターを収納できるパッド入りスリーブ。公式サイトでは「15インチまで」となっていたが、15.6インチのNEC Lavieも収納可能だった。さらに書類を入れる余裕も

ラップトップ・コンピューターを収納できるパッド入りスリーブ。公式サイトでは「15インチまで」となっていたが、15.6インチのNEC Lavieも収納可能だった。さらに書類を入れる余裕も

「PC専用スペースを作ったのも、小物収納用のポケットをメインスペースの上側(※バックパック使用時)に付けたのも、パソコンや小物などを必要な時にすばやく取り出せるようにという配慮から。最も容量の大きいメインコンパートメントには、気兼ねなくものを詰め込めんでほしいですからね」(大堀さん)

同カテゴリーのバッグと比べて軽量で重さを感じにくい設計

底面に傾斜がついているため、重い荷物は自然と背中側に寄っていき、荷重が肩、背中、腰へと分散される

底面に傾斜がついているため、重い荷物は自然と背中側に寄っていき、荷重が肩、背中、腰へと分散される

収納スペースをとにかく細かく設けるのが流行となっている20〜25リットルクラスの通勤用3WAYバッグは重量1キロオーバーが当たり前。1.5キロを超えるものも少なくない。しかしこのトレス・パックは、わずか873 グラムだ。この軽さだけでもありがたいが、このバッグが優秀なのは荷物の重さを感じさせないつくりになっているところ。

一般的なバックパックの場合、荷物を詰め込んだバッグは外側に向かって平行四辺形状にゆがみ、重さは肩に集中してしまう。こうした状況を防ぐために、トレスパックは正面パーツを背面パーツより小さめに設定。荷物が外側に寄ることを防ぐ設計を採用することで、肩・背中・腰と効率的な荷重分散を実現したわけだ。

バックパネルは、手触りがよく、比較的柔らかいので、背負っても服を傷めない。クッションのズレを防止するステッチラインには背中へのフィット感を高める機能も

バックパネルは、手触りがよく、比較的柔らかいので、背負っても服を傷めない。クッションのズレを防止するステッチラインには背中へのフィット感を高める機能も

もちろん重みを支えるバックパネル、各種ショルダーストラップにも配慮は行き届いている。それぞれフィット感に優れているだけでなく、体に触れる部分には最新トレッキングパックと同じく格子状に編まれたメッシュパーツを配置し、長時間背負っていてもムレにくく、乾きやすい構造となっているのだ。

実際に背負ってみると、やや細めのショルダーストラップは非常に柔らかく、驚くほど体にフィットする。胸の部分のチェストストラップを閉じれば、さらに安定感が増す

実際に背負ってみると、やや細めのショルダーストラップは非常に柔らかく、驚くほど体にフィットする。胸の部分のチェストストラップを閉じれば、さらに安定感が増す

3wayと見せかけて4way? トートバッグ風に使えば満員電車も快適に

バックパック用のショルダーストラップは非常に柔らかく、体の曲線を意識したデザインとなっているので、片側のみを肩にかけてトートバッグ風に使用しても違和感がない

バックパック用のショルダーストラップは非常に柔らかく、体の曲線を意識したデザインとなっているので、片側のみを肩にかけてトートバッグ風に使用しても違和感がない

公式には3WAYということになっているトレス・パックだが、実はバックパックの状態でトートバッグとしても使用可能。前に抱え込んでしまえば、前面の大容量ポケットやメインコンパートメント上部の収納ポケットから、すばやくスマートフォンのバッテリーや文庫本などを取り出すことができる混雑した電車内などでは非常に便利だ。

最後に告白しておくと、筆者は「トレス・パック 25L」の愛用者だ半年ほど使ってみての感想は「とにかくストレスを感じない」ということに尽きる。驚くほどの収納力を誇り、ものが取り出しやすく、ノートパソコン、一眼レフカメラ、書類、各種デジタルガジェットを詰め込んで、取材や打ち合わせなどで一日中持ち歩いても、無駄に疲れることがない。自信を持って「学生から社会人まで、パソコンや書類を持ち歩く人々にとって最高のバッグである」と断言できる。

取材・文/吉田大
撮影/牧野慎吾

Patagonia(パタゴニア)公式サイト
https://www.patagonia.jp/

トレス・パック 25L  ¥ 17,280
https://www.patagonia.jp/tres-pack-25l/48295.html

 

PROFILE

吉田大

ライター・編集者。大学卒業後、児童書出版社勤務を経て、フリーランスに。ファッション、アート、音楽、ストリートカルチャーから、政治経済、社会問題、テクノロジー、グルメに至るまで、多岐にわたるジャンルにおいて、長年に渡り執筆活動を続けている。趣味は自転車と立ち食いそば店めぐり。お酒や煙草を嗜まないストレート・エッジな生活を送っている。

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