THE ONE I LOVE

<33>キャロル・キング、ノラ・ジョーンズら10曲 大人のプレイリスト

今週の「THE ONE I LOVE」も&M編集部が洋邦・ジャンルを問わずに名曲たちをご紹介。読書のお供、酒のさかな、ドライブ中、リラックスタイムにピッタリな楽曲を、Spotifyで随時プレイリスト化していく。今回のテーマは「春を待つメロウなサウンド」。レコードジャケット風の写真も、一緒に楽しんでもらいたい。毎日に、もっと愛と音楽を!

 

■Gary Clark「Any Sunday Morning」

ウェルメイドなポップ・ソングで80年代に人気を集めたDanny Wilsonのリーダーによる1stソロから。シンガー・ソングライターとして高く評価されつつも表立った活動が少なかったが、16年には青春映画『シング・ストリート』のオリジナル・スコアを手掛け、健在ぶりをみせてくれた

 

■Carole King「Bitter with the Sweet」

いわゆるキャロル・キングのイメージとはひと味違う、弾むリズムとやわらかなグルーブが心地よいポップ・チューン。人生イヤなことばかりじゃない、悲しみは喜びも連れてやってくるもの……と、ささくれ立ったココロに寄り添ってくれる1曲。

 

■Norah Jones「Chasing Pirates」

こちらもデビュー以降のノラのイメージとは異なるポップな音づくりが話題となった4th『The Fall』(09年)より。のんびりと波間を揺れる舟に横たわっているようなバンド・サウンドと表情豊かな歌声で、ゆるゆるとリラックス・モードへ。

 

■Robert Wyatt「Shipbuilding」

70年代のソフト・マシーンから現在に至るまで、国内外の多くのアーティストに愛されてきた英国ロック界の重鎮、ロバート・ワイアット。独特の浮遊感が異空間へと誘う名曲は、エルビス・コステロが彼をイメージして書き上げたもの。

 

■Thundercat feat. Michael McDonald & Kenny Loggins「Show You The Way」

ジャズからスラッシュ・メタルまで変幻自在の超人ベーシストが、往年のスターを従えた本気のAOR。クロスオーバー度の高いFlying Lotus人脈ならではの音だが、若手のラブ・コールに応えた大御所の仕事ぶりも素晴らしい。

 

■Laraaji「I Can Only Bliss Out(F’Days)」

昨年初来日を果たしたニュー・エイジ~アンビエントの生ける伝説、ララージ。70年代にブライアン・イーノに見いだされ、近年再評価も高まるなか、84年に限定100部のカセットで発売した『Vision Songs Vol. 1』がCD化。ヘタウマな歌声にも癒やされる。

 

■Gallant feat.Tablo & Eric Nam「Cave Me In」

新世代ソウルのシンガー・ソングライターのガラントが、韓国系アーティストの精鋭たちとコラボ。ヒップホップ・グループEPIK HIGHのラッパー、タブロと「韓国の国民的彼氏」といわれるシンガーのエリック・ナムを迎えたドリーミーなアンビエント・ソウル。

 

■Aphex Twin「Xtal」

4月のコーチェラ・フェスへの参加も決定したAphex Twin。エイフェックス名義での初期のアンビエント作品集より、30年以上ものキャリアを通じて多彩なテイストを聴かせる彼の、「静」の一面を象徴する名曲を。

 

■Maxwell「This Woman’s Work – Live from MTV Unplugged」

ケイト・ブッシュの「出産」をテーマにした曲を、美しいファルセットで聴かせるMaxwellのライブ・アルバムより。Nine Inch Nails「Closer」の名カバーなど圧巻のパフォーマンスで、『MTV Unplugged』シリーズのなかでも屈指の名盤。

 

■Ella Mai「Trip」

先頃グラミーを受賞したR&B界の新星、エラ・メイの最新ヒット。ロンドン出身ながらUKソウルのアーバンさではなく、90s R&Bフレイバーを効かせたサウンドが新鮮で、かつてのメアリー・J.やローリン・ヒルを彷彿とさせるトラックも。

■プレイリスト

(企画制作・たしざん、河野有紀)

<32>The 1975、ザ・ウィークエンド……ちょっとビターな10の物語を楽しむ大人のプレイリスト

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