ルーキーのアレックス・パロウの活躍でTCS NAKAJIMA RACINGが9年ぶり勝利 写真で振り返る SF第4戦

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦は7月14日、静岡県の富士スピードウェイで決勝が行われ、ポールポジションからスタートしたルーキーのアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が初優勝を飾った。
富士は13日予選日、14日決勝日とも雨に見舞われた。決勝は安全に配慮してセーフティーカー(SC)先導でのスタートとなり、SCが退いた4周目から戦いが始まった。先頭のパロウは、前車が跳ね上げるウォータースクリーンに視界を妨げられることのないポジションを生かし、安定したラップタイムを重ねて、予選2位の同じくルーキーの坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)を引き離した。これに予選3位の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続く。
雨でぬれた路面を考慮して「ウェット宣言」が出され、ドライタイヤ使用時の「タイヤ交換義務」が無くなったため、多くのチームはノーピット戦略を取った。ピットストップがないため、各ドライバーは燃費を気にしながらクルマを走らせる展開となったため、レースは膠着(こうちゃく)状態で推移する。「55周または最大95分間」と定められたレースは、95分を経過した時点でチェッカーが振られ53周で終了。優勝はパロウ、2位には坪井が入った。2人を追っていた関口は終盤に給油のためピットインして順位を下げ、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が3位となった。
TCS NAKAJIMA RACINGにとっては9年ぶりの優勝。「チームに9年前の優勝を知る人はほとんどいないので、彼らの喜ぶ顔を見てうれしかった」と中嶋悟監督は相好を崩した。また、富士を苦手としていたホンダエンジン搭載車にとっても10年ぶりの優勝となった。
第5戦は栃木県のツインリンクもてぎに舞台を移し8月18日に決勝が行われる。
(文・大西良徳、写真・K.KOBAYASHI、企画・モータースポーツフォーラム)

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