タイヤ選択が勝敗を分けた雨中のスーパーGT第6戦をフォトギャラリーで振り返る

自動車レースのスーパーGT第6戦が9月7、8両日に大分県のオートポリスで行われた。

7日の公式予選ではGT500クラスで#17KEIHIN NSX GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット組)が今季初のポールポジションを獲得、GT300クラスは#25HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉組)が今季3度目のポールポジションを獲得した。

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8日の決勝は、レース中に雨が降ったり止んだりを繰り返す非常に難しいコンディションとなり、後半は、濡れた路面の変化に合わせたタイヤ選択が勝敗を大きく左右した。GT500クラスはレース前半をリードした#17KEHIN NSX GTがレース中盤のピット作業でドライタイヤを選択、これに対してウェット(雨用)タイヤを選択した#39DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/中山雄一組)が41周目に抜き去ってトップに立ち、今季初優勝を達成した。昨年のこのレースにGT300クラスで参戦して優勝し、今年からGT500クラスに昇格した中山雄一にとってはうれしいGT500初勝利。今回の勝利はGT300クラスでの長い下積みで得た経験が生かされた勝利となった。2016年にGT500クラスの年間チャンピオンを獲得したコバライネンも、この勝利によって年間ランキングで3位になったことを喜び、「最後までタイトル争いに挑戦したい」と今後の抱負を語った。

これとは対照的にGT300クラスでは、ドライタイヤで後半を戦った#60SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹/宮田莉朋組)が、雨が止んで路面が乾き始めた終盤に、ウェットタイヤを履いた上位陣を次々に抜き去り、今季初優勝を果たした。

レクサスRC FのGT300仕様車の開発に初期段階から取り組んできた吉本は、レース後のインタビューで、苦戦続きだったこれまでの戦いを振り返り、「チームのみんなにおめでとうと言いたい」と語って涙ぐんだ。スーパーGT参戦2年目の宮田は、難しいコンディションの中でスタートから40周をドライタイヤで走りきったが、「クルマとタイヤを信頼して走った」と振り返った。

第7戦は9月21、22両日に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる。
(文・末廣和久、写真・K.KOBAYASHI、企画・モータースポーツフォーラム)

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