GT500クラスはCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが今季初優勝 スーパーGT第7戦のレースとイベント振り返り

自動車レースのスーパーGT第7戦が9月21、22両日に宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。

21日の公式予選ではGT500、GT300の両クラスでコースレコードが相次いで更新される接戦が展開され、GT500クラスでは#17KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が2戦連続でポールポジションを獲得し、GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が今季初のポールポジションとなった。

22日の決勝はスタート直前になって雨が降り始めたため、セーフティーカーの先導でレースが開始されることになり、前戦に続いて、タイヤ選択が勝敗を大きく左右することとなった。
GT500クラスはポールポジションのKEHIN NSX-GTがスリックタイヤを選択したが、これが裏目に出てレース序盤に大きく順位を落とす一方で、ウェットタイヤを選択し、予選7番手からスタートした#3CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキィ)が着実に順位を上げ、54周目にトップに立ってニッサンGT-R勢として今季初の優勝を飾った。

スタートでのタイヤ選択には2017年にこのサーキットで優勝している平手の経験も生かされたという。平手はレース後、「ここでなんとか表彰台を、と思っていたら素晴らしい勝ち方ができました」と喜びを語った。かつてはホンダのドライバーとしてスーパーGTを戦い、近年は世界耐久選手権でポルシェを走らせていたマコヴィッキィも、「ニッサンGT-Rの今季初勝利に貢献できて大変光栄だ。スーパーGTで勝つのはすごく難しいことなので、とてもうれしく思います」とコメントした。

GT300クラスもポールポジションのSUBARU BRZ R&D SPORTがスリックタイヤを選択したのに対し、予選2位の#55ARTA NSX GT3(高木真一/福住仁嶺)はウェットタイヤを選択。これが功を奏して序盤からトップを快走し、2位以下に15秒以上もの大差をつけて今季初優勝。これによりポイントランキングでも2位を大きく引き離してチャンピオン獲得に王手をかけた。しかしベテランの高木は「もう十何年もチャンピオンになっていないので、最終戦も何かあるかも?と心配している」と慎重なコメント。その一方で「最終戦はランキング2位の新田守男さん(K-tunes RC F GT3)とおっちゃん同士で頑張りたい」とかつてのチームメイトとのチャンピオン争いを楽しんでいる様子だった。

また、スーパーGTフル参戦1年目の福住にとってはこれが初優勝。「レース後半は燃費の心配があったが、最後まで走りきって優勝でき、チームの皆さんには本当に感謝しています」とチームのスタッフへの気づかいをみせた。

シーズン最終戦となる第8戦は11月2、3両日に栃木県のツインリンクもてぎで行われる。
(文・末廣和久、写真・K.KOBAYASHI、企画・モータースポーツフォーラム)

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