山下健太が初優勝飾る スーパーフォーミュラ第6戦のレースとピットウォークギャラリー

全日本スーパーフォーミュラ(SF)選手権第6戦は、9月29日、岡山県の岡山国際サーキット(1周・3.703km)で決勝を行い、予選2位からスタートした山下健太(KONDO RACING)が66周・1時間30分52秒967で初優勝を飾った。

今回の特別規則で、10周未満のタイヤ交換は「1回の交換義務」の消化とは見なされなくなった。そのため、スタート時にミディアムタイヤを履き途中でソフトタイヤに交換するか、その逆を選ぶかで各チームの戦略は分かれた。さらに、序盤にセーフティーカー(SC)が導入される展開となったことで、スタート時にどちらを選んだかで明暗が分かれた。

スタート直後は、ソフトタイヤでスタートした予選1位の平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が順調にリードを広げた。しかし、8周目のアトウッドカーブで福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がコースアウトして、SCが導入される。そのままSCに先導された状態で10周まで走り終わった直後、ミディアムタイヤでスタートしたドライバーたちが続々とピットインしてソフトタイヤに交換した。この中に、予選2位からミディアムタイヤで順位を下げていた山下がいた。

SC導入中にタイヤ交換を済ませたチームの中でトップに付けた山下は、終盤、まだタイヤ交換していなかった上位チームがピットインすると、トップに浮上。そのまま逃げ切って、SFでの初優勝を飾った。レース後の記者会見で、この展開について質問された山下は、「今日は持っていると思った」と振り返った。

2位には中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が、3位には初表彰台となったハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)が入った。

今季はここまで6戦を終え、勝者は山下を含めて6人目。激しいチャンピオン争いは、このレース7位に入り2ポイントを追加した山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が29ポイントでトップに復帰。2位には28ポイントでニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が、3位には25ポイントでアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が続き、今回の優勝で21までポイントを伸ばした山下健太も4位につけた。

シリーズチャンピオンが決まる最終第7戦は、10月27日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される。
(文・大西良徳、写真・K.KOBAYASHI、企画・モータースポーツフォーラム)

【もっと写真を見る】

どれだけクタクタな時も、温かい郷土料理が家族をつなぐ 伊岡瞬『悪寒』

トップへ戻る

<86>初キスのような高揚を感じる絶品 「僕はこの店以外のは、ウニ丼とは呼ばない」(ぬいどう食堂)

RECOMMENDおすすめの記事