〈ギターを弾こう〉後編:試奏のポイントとこだわりのギターを紹介

前編に引き続き、エレキギターを選ぶコツを山野楽器 ロックイン新宿ギター&ドラム館店長の本間太一さんに伺いました。

 

実際に触って確かめる

――試奏するときに気にした方がいいことって何がありますか?

「まずはネックを握ったときのフィット感。その次はフレットと弦の高さですね。あとはネックの反り加減とか、音がちゃんと出るかとか。分からないこともあるかと思うので、店員さんに話を聞くか、どなたか知っている人と来店するのが良いと思います。

それと、ギターは木で出来ているので、可能であれば1週間ないし1カ月、家で弾いたあとに調整に持って来た方がいいですね」

「まずはネックを握った時のフィット感を確認。各フレットできちんと音がなるかどうか確かめて、弾き方に合わせて調整を」と話す店長の本間太一さん

「まずはネックを握った時のフィット感を確認。各フレットできちんと音がなるかどうか確かめて、弾き方に合わせて調整を」と話す店長の本間太一さん【もっと写真を見る】

――時間を空けてから調整するんですか。

「お店の環境と家の環境は違います。日本は四季があるので気温も湿度もどうしても変わってしまいますし、加湿器を使ったり使わなかったりというのもあって、木が水分を吸ったり吐いたりして状態が変わることもあるんです。時間をおいてから調整することで、状態をある程度固定できるんです」

ちなみに、ギターにとってベストな湿度は50%からプラスマイナス10%くらいだとのこと。

――ギターを買うとなったら調整は必須なんですね。

「それと、人によって弾き方もあります。厚いピックで強く弾く人もいれば、薄いピックで優しく弾く人もいる。もちろん、厚いピックで優しく弾く人もいます。弦の押さえ方にも個人差があるので、その人に合わせた調整も必要になってきます」

【動画】試奏時のチェックポイントを解説

番外編 こだわりにあふれたギター

さて、少しお値段は張るものの、個性的なギターも紹介してもらいました。

まずはSAITO Guitars S-622シリーズ。

木の質感が残ったボディーは木目が綺麗。シーズニングと呼ばれる、木の含水率を調整する工程に信頼が置けるということで、ネックの丈夫さに定評があります。ピックアップのコイルが手巻きでつくられている、良質なギターです。

齋藤楽器工房のSAITO Guitars S-622シリーズ

齋藤楽器工房のSAITO Guitars S-622シリーズ【もっと写真を見る】

続いて、Providence dS-204RSV

福山雅治さんのバックバンドで演奏している大御所ギタリスト・今剛さんやLUNA SEAのSUGIZOさん、ONE OK ROCKのToruさんのギターを調整している志村昭三氏がセットアップしているギター。(ダメージ加工のような)レリック加工が施されています。塗装が薄くなるので、それだけ木の響きが良くなるという効果もあるとか。

レリック加工が施されたProvidence dS-204RSV

レリック加工が施されたProvidence dS-204RSV【もっと写真を見る】

披露宴や演奏会など人前で真新しいギターを携えて発表の場に立つということが恥ずかしい人が、レリック加工の入ったギターを選ぶということもあるみたいです。なるほど!

    ◇

さて、いかがでしたでしょうか。

相棒になるギターを選んだところで、次は練習です。ギターを練習するにあたって気になるのが、その音量ですよね。アンプに繋げて出す大きな音は近所迷惑になりかねませんし、かといってアンプを繋げないのも……。ヘッドホンとナニとナニと……とやっていたらコードが煩わしい。

次回は、そんな悩みを解決すべく、練習環境の構築について話を聞きに行きたいと思います!

(文・村上麗奈 写真・瀬戸口翼)

あなたのギターを見せてください!

 

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齋藤楽器工房
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