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テレワークにもおすすめ  スノーピークの「におわない」清涼スウェットパンツ「ドライワッフルパンツ」

この数年、アウトドアウェアを街中で着こなす人が増えている。カジュアルでちょっとオシャレで着心地もいい。本コラムでは、ファッション性と機能性を兼ね備えたアウトドアブランドが展開する「これさえ持っていれば間違いない」というマストバイなウェア、グッズを紹介していく。

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自宅からオンラインで会議や打ち合わせを行う機会が増えている。そんな時、画面に映る上半身には力を入れているが、下半身は寝間着のままという人も多いのではないだろうか。期せずして立ち上がったら最後、毛玉だらけのスウェットパンツを公開してしまう「悲劇」も起きかねない。とはいえ自宅でスラックスを穿(は)くのはいささか窮屈。かといって一般的なスウェットパンツでは、万が一の時に不格好であり、湿気の多い季節には蒸れて仕方がない。そこでおすすめしたいのが、スノーピークのサーマルスウェットパンツ「ドライワッフルパンツ」だ。

身長170cmでMサイズを着用

身長170cmでMサイズを着用

スノーピークは、都市とキャンプフィールドで兼用できるアパレルを数多く世に送り出してきたが、自宅で使っても快適なアイテムが多数存在する。アウトドアで使える優れた機能は室内でも活躍してくれるというわけだ。今年発売されたばかりの「ドライワッフルパンツ」もまた、発売と同時にルームウェアとして高い評価を集めている。スノーピーク未来開発本部の阿部遼さんは次のように語る。

「スノーピークのウェアは、屋外で着用するイメージが強いと思うのですが、実はテント内や自宅で着用していただいても非常に快適なアイテムも多い。キャンプシーンでの活用を想定して開発したドライワッフルパンツもルームウェアとして“使える”アイテムのひとつです。アクティブなシーンには欠かせないワッフルサーマル地なので常に肌触りが良く、汗をかいても臭いが気にならないので、夏でも快適です」

伸縮性に優れるワッフル編みを採用しているため、とにかく動きやすい

伸縮性に優れるワッフル編みを採用しているため、とにかく動きやすい

肌触りがよく汗の匂いが気にならない高機素材「ECOPURE®(エコピュア―®)」を採用

「エコピュア―®」は、臭いや肌荒れの原因となる「黄色ブドウ球菌」や「コリネバクテリウム」などの悪玉菌の増殖を抑制してくれるという

「エコピュア―®」は、臭いや肌荒れの原因となる「黄色ブドウ球菌」や「コリネバクテリウム」などの悪玉菌の増殖を抑制してくれるという

このパンツを語る上で、避けて通ることが出来ないのが「エコピュア―®」と呼ばれる高機能ポリエステルだ。こちらは日本の繊維メーカー「帝人」が開発した防臭抗菌素材で、衣服についた汗に起因するアンモニアなどのアルカリ成分を吸着し、中和することで消臭性能を発揮する。

「通常素材の表面を加工する一般的な抗菌ポリエステルとは異なり、繊維そのものが酸性とアルカリ性の度合いをコントロールする機能をもっているため、洗濯や着用を繰り返しても半永久的に機能が持続します。そして触っていただくと分かるのですが、素材自体が非常に柔らかい。さらに格子状の凹凸のあるワッフル生地に織り上げていますから、肌への接地面積が少なく、とにかく肌触りが良いです。汗をかいても肌触りはほぼ変わりません」(阿部さん)

ワッフル編みが生み出す柔らかな清涼感〜ゆったりシルエット〜

股上は深めで腰回りには余裕がある。裾に向かって緩やかにテーパードしているため、スッキリとした印象でだらしなさを感じない。スニーカーとの相性もいい

股上は深めで腰回りには余裕がある。裾に向かって緩やかにテーパードしているため、スッキリとした印象でだらしなさを感じない。スニーカーとの相性もいい

ドライワッフル生地は、これまでにもスノーピークのTシャツやレギンスに使用され、ユーザーから高い評価を集めてきた。しかし足にピッタリと張り付くレギンスは、体のラインを強調してしまうだけでなく、アウトドアのイメージが強いため、街で使う場合はややコーディネートの難易度が高い。そのため、一部のユーザーにとって着用のハードルが高かったようだ。

「普段から気軽にはけるドライワッフルのパンツがほしい」

そんな声に応える形で発売されたのが、このイージーパンツだ。今年リリースされたばかりのアイテムだが、早くも「体形やシーンを選ぶこと無く、どんな人でも気楽に着用できる」と評判を呼び、スノーピークの新定番となるのではとファンの間でうわさされている。

通常のスウェットパンツと異なり裾がすぼまっていないのでロールアップして穿くことも可能

通常のスウェットパンツと異なり裾がすぼまっていないのでロールアップして穿くことも可能

リラックスできることを重視したシンプルデザイン

ファッションブランドとしての評価も高いスノーピークらしく、ゆったりとした腰回りから裾に向かってテーパードしていく美しいシルエットは、誰が、どのような服と合わせても、なんとなくスマートに見えてしまう。Tシャツなどはもちろん、オックスフォード素材のボタンダウンシャツなどに合わせても違和感はない。

ヒップポケットは省略されている

ヒップポケットは省略されている

ドライで肌触りの良い質感を生かして、とにかくリラックスして履けることにこだわっているため、あえて余計なディテールは省略し、シンプルにしているという。

平ひものドローコードには若干の伸縮性があり、腰にしっかりとフィットさせることが出来る

平ひものドローコードには若干の伸縮性があり、腰にしっかりとフィットさせることが出来る

まずポケットはフロント2カ所のみで後ろ側には付いていない。そのため生地が柔らかいパンツにありがちな、座った時のヒップポケットに起因する違和感がないのがうれしい。さらにベルトループは省略し、ウエストの調節は伸縮性のあるドローコードで行うイージーパンツ仕様に。その一方でフロントジッパーは残して、着脱時や用を足す時の機能性を確保しているのがポイントだ。

ジッパーは残して、ウエストはスナップボタン仕様に

ジッパーは残して、ウエストはスナップボタン仕様に

タウンウェアとしても履きたいリラックス美脚パンツ

実際に履いてみるとドライワッフルパンツの名の通りサラサラとした肌触りが心地良い。たっぷりとしたシルエット、肌に触れる面が少ないワッフル編みによるところも大きいが、パンツの裏側に「フラットシーマ」と呼ばれる凹凸を減らす縫製方法を採用することでも、肌への干渉を軽減しているという。

ポケットの上下には補強ステッチ。裏地には滑らかな手触りの生地を採用するなど、シンプルながら丁寧に作り込まれている

ポケットの上下には補強ステッチ。裏地には滑らかな手触りに生地を採用するなど、シンプルながら丁寧に作り込まれている

またパンツそのものが非常に軽く、風通しが良いことも印象に残った。裾部分がリブやゴムによって絞られていないため、通常のスウェットパンツに比べるとスポーティーな印象が薄く、一般的なカジュアルパンツとして街で使っても違和感はなさそうだ。

アウトドアアクティビティーに最適なパンツであることは言うまでもないが、同時に非常にリラックスできて快適なルームウェアであり、なおかつ抜群にシルエットが良いため、だらしなさを感じないドライワッフルパンツ。ファンのうわさ通り、今後スノーピークの新定番となっていきそうなアイテムだ。

通常のスウェットパンツと同じく、カバーステッチを採用。縫い合わせ部分の凹凸が少ないため肌当たりを軽減する効果も

通常のスウェットパンツと同じく、カバーステッチを採用。縫い合わせ部分の凹凸が少ないため肌当たりを軽減する効果も。

テレワークにもおすすめ  スノーピークの「におわない」清涼スウェットパンツ「ドライワッフルパンツ」Dry Waffle Pants
18,000円 (税別)

取材・文/吉田大
撮影/今井裕治

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PROFILE

吉田大

ライター・編集者。大学卒業後、児童書出版社勤務を経て、フリーランスに。ファッション、アート、音楽、ストリートカルチャーから、政治経済、社会問題、テクノロジー、グルメに至るまで、多岐にわたるジャンルにおいて、長年にわたり執筆活動を続けている。趣味は自転車と立ち食いそば店めぐり。お酒や煙草を嗜まないストレート・エッジな生活を送っている。

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