山城さくらのキャンプFM

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

キャンプの小話をお届けするこちらの連載ですが、前回に引き続き私、山城さくらのお気に入りキャンプ道具たちをご紹介していきます。

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キャンプ道具はスペックも大事だけど、やっぱり見た目で選んでしまいます。

今回紹介する、アウトドア用のツーバーナー(2口コンロ)もそのうちのひとつ。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

こちらは、100年以上続くスウェーデンの老舗燃焼器具メーカー「PRIMUS(プリムス)」というブランドのアウトドア用ガスコンロ。その実力は、人類初の南極点到達時にもプリムスのバーナーが使われていたほど。で、今も昔も、「アウトドア用バーナーと言えばプリムス」と言っても過言ではないくらい、世界中で有名なブランドです。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

このツーバーナーと出会ったのはOUTDOOR SHOP DECEMBER目黒店。オリジナルブランドからヴィンテージまで、おしゃれで機能的なアウトドアアイテムが揃(そろ)います。

店長のREIさんはアウトドアアイテムの知識が深く、フラッと立ち寄るだけでも楽しいお店です。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

このコンロは、1970年代ごろに北欧で販売されていたもので、現在プリムスで販売されている「オンジャ」というツーバーナーの原型とも言われています。

REIさんいわく、日本では販売されなかったモデルのため、出回っている数も少なくなかなか手に入らないとのこと……!

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

普段は、ミニマルなデザインのキャンプ道具が好きなのですが、あまり見かけないポップなカラーリングに一目惚(ぼ)れしてしまいました。ヴィンテージ物なのでお値段はなかなかでしたが………お手入れもきちんとされていて使用も問題ないとのことで即決。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

今流行のUL(ウルトラライトと呼ばれる、軽い道具)とは正反対な、大きくて重量感のあるボディーは、かばんのように持ち運ぶことができ意外と便利。ポップなカラーのおかげなのか、キャンプへ行ける嬉(うれ)しさなのかはわかりませんが、持っているだけでテンションがグングン上がっていきます。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー同じく、DECEMBER目黒で購入したヴィンテージ、コールマンのクーラーボックスと合わせるとこれまたかわいい……!キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

ガスコンロの良いところは、キャンプ場についたら火起こしなどの準備は必要なくすぐに使えるところ。コンロの底を開きガス缶をセットしたら、火力調整のツマミをセットするだけですぐに調理開始できます。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

50年前のものとは思えないほど造りがしっかりしているので、安定感もばっちり。

今回は、ツーバーナーをいかしたかったのでメニューはカレーに決定。一つのコンロでご飯を炊(た)いてもう一つでカレーを煮込んでいきます。焚き火台での調理と違い、火力が安定するのもコンロ調理のいいところ。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

ャンプといえばカレー。カレーといえばキャンプ。

定番中の定番ですが、やっぱりおいしい……! 少し肌寒い日に、外でハフハフしながら食べるカレーは心に染み渡ります。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

ツーバーナーが活躍するのは晩ごはんだけではありません。一番重宝するのは、何と言っても朝! 寝起きのコーヒーも、サクッと作りたい朝食にもツーバーナーは本当に効率が良いのです。朝食を作りながらコーヒー用のお湯を沸かせる……なんて大したことないように思われるかもしれませんが、冬の朝にはこれがあるとないでは大違い。外ではすぐに食事が冷めてしまいますが、ツーバーナーがあればホカホカの幸せ朝ごはんが楽しめます。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

最新のギアと比べたら、風防がなかったりやや重たかったりとスペックは劣るかもしれませんが、このレトロな質感、デザイン、カラーにいつも惚れ惚れしてしまいます。

キャンプにヴィンテージアイテムをとり入れる 北欧アウトドアブランド「PRIMUS」のツーバーナー

これまで荷物を極力減らすために大きなものや重たいものは避けていたこともあり、買って使わなかったらどうしようかと不安でしたが、これは大正解の買い物でした。つい、自慢したくなってしまう自分だけのヴィンテージギア。

またいい出会いがありますように。

(文・写真 山城さくら)

PROFILE

山城さくら

地方で事務員として働いていたが、もっと好きなことに時間を使いたいと思い28歳で思い切って脱サラ。現在はフリーランスとして本業を決めず様々なジャンルにチャレンジしている。念願だった「憧れシティ東京」での暮らしをスタートさせつつ、週1のキャンプで都会暮らしと大自然を満喫中。

軽くて強い、そしてスタイリッシュ ソロキャンで頼れる焚き火台「solo stove」

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